自治と議会とまちづくり– category –
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区民センターから「自治型コミュニティ」を形成する
2月議会の一般質問より① いまの国会は国民の生活より党議党略が優先するような状況ですが、国づくりの理念を推進する土台として「地域主権改革」が位置づけられたことは重要な論点だと思います。区長の選挙公約のひとつは「区内分権の推進と地域ごと予算の... -
杉田敦さんの講演で考えた「一致しない」ことの重要さ
二院制と二元代表制、「ねじれ」の意味 東京・生活者ネット「新春の集い」で杉田敦さんと 1月26日、東京・生活者ネットワーク恒例の新春の集い。政治学者、杉田敦さんの「自治体と民主主義——議員に求められるもの」と題した基調講演を聴いて、首長と議会の... -
「幹事長会」がなくなって「議運理事会」が設置される
…で、「伏魔殿」が消滅し議会改革の躍進? 荻窪駅頭で区政報告 12月7日区議会最終日のハイライトは「区長の多選自粛条例廃止」でした。傍聴席に取材に入った報道陣もそれが目当てだったらしく、廃止案が賛成多数で可決されるととたんに引き上げていきまし... -
杉並区の基本構想づくり はじまる
審議会の公募委員は8人、応募は13倍 ごみを減らそう!2R促進の署名活動(10/19荻窪駅) 杉並区基本構想審議会の第1回目が12月14日開かれ、私も議員枠委員のひとりとして出席しました。田中区長の選挙公約のひとつでもあった基本構想づくりが、これで事実上... -
地域主権で芝居小屋をつくったまち「香南市赤岡町」
総務財政員会の視察報告③ 「絵金蔵」の館内はどきどきするような暗闇の世界 10月26日高知市で視察した「総合あんしんセンター」は、保健所、小児急患センター、医師会、歯科医師会、薬剤師会、準看護学校…などに防災センターが同居する、最新の免震構造を... -
議員年金は地方も廃止!10.29院内集会開かれる
国の制度廃止に向け100人結集 10.29院内集会で司会を担当 地方議会議員年金制度が、財政破たんから逃れようのないことが明らかになって以来、制度を廃止しようとする国に対し各地方議会では抵抗する場面も見られてきましたが、ここへきて「廃止もやむをえ... -
「合併」がもたらした地域自治とその課題 新見市と高知市の場合
総務財政員会の視察報告② 土佐料理は刺身、煮もの、お鮨も大皿盛り 新見市でのもうひとつの調査項目は「地域審議会」。平成の大合併により現在の新見市になる前の1市4町の各エリア、すなわち市内5地域にそれぞれ設置された住民自治組織です。 5年前の... -
高齢化率33%のまち「岡山県新見市」の電子投票に学ぶ
総務財政員会の視察報告① デスク上の黒い箱の表面をタッチして投票する 10月25日より27日まで2泊3日の行政視察に行ってきました。その報告です。 1日目は岡山県新見市。県庁所在地の岡山から特急で1時間ほど西北に上った、人口34,000人の「全国初の電... -
議員提出議案「議員の期末手当を廃止」条例、否決に
通らなかった1億5,000万円の歳出抑制案 昼休みの区役所前で 10月8日、区議会定例会が閉会しました。最終日に区議会生活者ネットワークの市橋・小松の2名と「みどりの未来」の奥山たえこさん、すぐろ奈緒さんの4名で「議員の期末手当を廃止する」議員提... -
用紙の順番違いも大量無効票を生んだ誘因では
決算特別委員会で出てきた新事実 9月24日総務財政委員会で 9月29日より区議会では2009年度決算審査のための特別委員会が開催されています。30日の他の議員の質疑で、「参院選の東京選挙区と比例区の用紙を取り違えて渡していた投票所があった」と指摘され...