子どもと人権– category –
-
学校希望制度の功罪・・・悩むお母さんたち
なまじ選べるばっかりに 住所振り分けで決められた学校にするか、隣接する別の学校か——。杉並区立の小中学校に来年入学する子と親にとっては、いま悩める真っ最中かもしれません。学校希望申請の受付が始まっていて、10月3日までだからです。 去年11月、学... -
日本を人権後進国にしないために
障害者権利条約に批准を 精神障がいのある家族をもつ方たちのお話を聞く機会がありました。 14歳で統合失調症を発症して20年になるというある人の娘さんは、起きている間じゅう妄想と幻聴にさいなまれ眠っている時間だけが平安でいられると言い、自分が生... -
『DAYS JAPAN』が載せた「慰安婦」100人の写真
「慰安」なんかじゃない「性奴隷」だ 写真情報誌『DAYS JAPAN』最新号に「慰安婦」100人の顔写真が掲載されました。韓国、北朝鮮、フィリピン、台湾、中国、東ティモール、インドネシア、マレーシア、日本、オランダのいずれも70〜80代の女性たち。 写真... -
都知事選の争点は「差別・人権問題」
知事を変えて新しい都政をつくりたい 「みんなのちからで都政を変えよう!」という青いチラシ、都知事選挙の法定ビラが都内に出回っています。公職選挙法により、だれとは書いていませんが中身を読めばどの候補者を推しているのか、すぐにわかります。 29... -
年頭にもう一度言おう「子どもが死なないまち」
2006年元旦にも言ったことだけれど 新年のページ更新にあたり昨年はここにどんなことを書いたのかと振り返ってみて・・・ショック。そっくりそのまま、いま載せても不思議でない内容なのです。「子どもが死なないまちにする」がサブタイトルになっています... -
いじめ・・・いまこそ「子どもの権利」学ぶ機会を
区議会第4定例会の質問から ⑧ いま全国で起きているいじめの問題は、これまで現実には存在していながら表面に出なかったために対策がとられてこなかったものが、一気に表面化し子どもの叫びが噴出している感があります。 いじめの防止策が議論される中で... -
児童館を子ども施策の拠点に
区議会第4定例会の質問から ② 乳幼児の一時預かりのニーズが高まり、児童館でも預かってほしいという要望が多く寄せられるようになりました。対応が必要ではありましょうが、親が一方的に預けるだけでいいのか。親同士が預けあう・支えあえる関係が本来... -
児童館は子どもの居場所 学校とちがうのがいい
区議会第4定例会の質問から ① 区議会第4定例会で質問したテーマは、1.児童館行政、2.障がい者福祉、3.家族介護者の支援、4.協働の推進と民間事業化提案制度、5.いじめを防ぐ教育、の5項目です。そのなかから紹介します。 はじめは児童館行政... -
平野裕二さんと「子どもの居場所」について懇談する
「ほどほど安心」のすすめ 福岡に引っ越した平野裕二さんが東京にみえる、というので杉並・生活者ネットワークの「子ども部会」にお呼びしました。去年まで杉並区民だった平野さんが共同代表を務めていた「杉並に子どもの権利を守るしくみをつくる会」(し... -
水俣病が問いかける「近代とは何か、人間とは何か」
「公式確認」から50年たったけれど 私が水俣病と「出会った」のは「公式確認」30年目の86年です。藤沢市で小学校の家庭科教師だった名取弘文さんの「水俣の甘夏みかんでマーマレードを作ろう」という公開授業に参加して相思社の活動を知ったときがそうです...