杉並と東京都の教育と教科書問題– category –
-
杉並の学校図書館は後れをとっている
第2定例会の議会質問より ① この6月は杉並区こども読書月間。杉並区は子どもの読書推進に力を入れていますが、こと学校図書館に関しては、後れをとっています。多くの場合「ふだん鍵のかかっている、だれもいない部屋」、単に「本がある部屋」になってし... -
学校図書館に司書がほしい
もっと楽しく活気ある場になるはず 杉並区の小中学校では校内図書館に専任の司書を置いているところはありません。IT化推進計画にそって全校の図書館にパソコンが導入され図書のデータ入力が進むなどしているものの、業務はほとんどすべてボランティア任せ... -
高井戸小のエコスクール新校舎落成式
スギ材ふんだんに使い教室は木の香り この春完成した区立高井戸小の新校舎落成式が5月23日開かれました。先週同じく落成式を行った方南小学校に続く「エコスクール」、環境共生型の仕様です。太陽光パネル、雨水貯留層、校庭・屋上緑化、壁面緑化、ビオト... -
なくしていいのかPTA 和田中の改革ここまで
親を成長させる装置なのに 私がPTAにかかわることになったのは、息子が1年生になって最初の保護者会で、早く家に帰りたかったからです。乳飲み子の三男を人に預けて出てきたのに、「委員が決まらないと皆さんは帰れません」などと男性の担任が絶望的な... -
「エコスクール化」 基本方針、汎用プログラムをつくれ
予算特別委員会の議論より ⑤ 区がいう「ハード・ソフト両面からのエコスクール化」。そのとおりだと思います。建物や改修が出来上がればエコスクールは完成、ではないはず。継続した環境配慮行動と、さまざまな切り口からの環境教育が加わってはじめてエ... -
「夜間塾」は子どもをハッピーにするか
第1回定例会の一般質問より ④ 和田中「夜間塾」のメディア報道に関連して。実に多くのメディアが、さまざまな視点からとりあげるなかでテレビ各局も報道しましたが、生徒の顔が大写しで、コメントが求められて放映されていたことには驚きを禁じえませんで... -
教育基本条例 「つくらない」決断あってよい
第1回定例会の一般質問より ③ 「杉並百年の計」として教育基本条例の制定に言及されているのを、今回も触れないわけにはいきません。条例の内容については、子どもの最善の利益、学ぶ権利の保障、現場重視の視点、マイノリティーに配慮を、など、これまで... -
公立中学が夜は塾に変身するという話
何かヘンじゃないか? 杉並区立和田中は、おそらく日本で一番有名な民間人校長、藤原和博氏の学校です。その和田中がいま「夜スペ」で話題になっています。 和田中学で夜間の教室を使用して進学塾を開講する、という記事が新聞に大きく掲載され、TVでも... -
教育基本条例は策定を急がないほうがいい
決算特別委員会の議論より ① 教育基本条例策定に向けて設置された懇談会より提言書が出されました。条例については議会でたびたび取り上げ、このHPでもそのつど報告してきました(04/09/28,06/10/29,07/06/30)。しかし今回の提言にはたいへん違和感... -
都教委でまたも採択された「つくる会」教科書
夏の悪夢の恒例行事 自民の大敗に終わった参議院選挙。東京選挙区では大河原雅子さんがトップ当選し、生活者ネットが全面的に応援したかいがありました。選挙戦の後半は追い風に乗って、いけるかも、と期待はありましたが予想以上の得票でした。 ただ、安...