活動報告
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「原発ゼロ」アクションが政治参加の文化をつくった
9月19日未明、ついに安保法案が国会で可決・成立してしまいました。政権与党のきわめて卑怯な、そして暴力的な方法で、負の歴史を刻んだ日、日本の憲法 と民主主義が踏みにじられた日として記憶にとどめなければなりません。 し かし、法案が国会... -
「安保法いますぐ廃案!」8.30国会包囲に12万人が集結
安倍政権が制定をもくろむ安全保障関連法案は日を追って反対の運動が世代を超えて強く、大きく広がってきています。立憲主義に反し民主主義を壊す戦争法案は廃案にしなければなりません。 ところが首相はそれに耳を傾けるどころか、参議院で強行採... -
オペラ界の鬼才が『フィデリオ』に込めた政治的メッセージ
オペラの舞台化にあたって、演出家が原作の設定を時間的・空間的に置き換えることは珍しくありません。原作に新たな魅力を発見する場合もあればイメージダウンとなることもあります。ザルツブルク音楽祭での『フィデリオ』では忍耐を強いられました。 『... -
ギリシャを見ればわかる オリンピックの経済メリットはない
夏の休暇で3日間ギリシャに行ってきました。観光が目的ですが、経済破綻したギリシャのことをこの機会に実際に見てみたい気もちもありました。EUの求める緊縮策に反対する市民のデモが過熱化したと報道されましたが、その後暴動が頻発したということはなく... -
「沖縄」に向き合う映画2本のこと 『戦場ぬ止み』と『うりずんの雨』
安保法案について考える機会が増えるにつれ、「沖縄」のことに関心が傾いていきました。沖縄視察の企画が具体化したこともあり、「沖縄」に向き合ったドキュメンタリー映画を続けて2本みました。 『戦場(いくさば)ぬ止(とぅどぅ)み』は、『標的の村』を撮... -
沖縄から安保を考え「基地はいらない」と改めて思う
7月29日、沖縄視察の2日目。キャンプ・シュワブのゲート前座り込み早朝行動から始まったこの日は、辺野古沖の新基地建設埋め立て計画エリアを船で巡回視察し、午後は既存の基地の現状を見て回りました。 まず普天間基地のある宜野湾市の元市長、伊... -
米軍ゲート前の座り込みと辺野古沖の視察に「沖縄のいま」を体験する
7月28~30日、自治体議員立憲ネットワークの活動の一環で沖縄に行ってきました。辺野古の新基地建設反対の運動が展開される現状を立憲ネットのメンバーで共有し、現地の議員の人たちと交流しようという企画です。 「違憲立法」の悪名高い安保関連法案が衆... -
またしても「育鵬社」を採択! 都教委の恣意的なふるまいに憤り
2015年は中学校で使う教科書の採択替えの年にあたり、右傾化を強める安倍政権のもとで、「新しい歴史教科書をつくる会」系列の教科書を選定する地域が増大するのではと懸念されています。 「つくる会」系の出版社が作成する教科書は、文科省の検定を通過... -
50年後の慰安婦が遺した歴史証言『“記憶”と生きる』 ~教科書採択の夏に公開される意味
第2次大戦中、韓国の若い女性がだまされて日本の植民地や占領地で性的行為を強要された「従軍慰安婦」。『“記憶”と生きる』は、当事者自らの語りでその過酷な真実を記録した映画です。 1995年前後の韓国。「ナヌムの家」というグループホームのような施... -
都立高入試の採点ミス問題 撲滅より合否線上の正確を期すこと
昨年、都立高校の入試における採点誤りの多発が明るみに出ました。全都立高校の入試の回答用紙を総ざらい総点検したところ、相次いでミスが見つかり、合格点に達していたのに不合格とされていた生徒がいたことがわかりました。 その数は22人にも上り、都...