活動報告
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野田首相は『モンサントの不自然な食べもの』を観たのだろうか
「プロジェクト99%」という市民団体が開催した上映会で『モンサントの不自然な食べもの』をみました。「モンサント」は農薬を製造している多国籍企業です。本拠地は米国、ベトナム戦争で使われた枯葉剤を作っていた会社であり、遺伝子組み換え(GM)大豆... -
「ゼロベースで検討」しているのに「外環の2」事業着手は筋が通らない
外環道の地上部街路「外環の2」全長9kmのうち練馬区大泉ジャンクション以南の1kmが「事業着手された」―。10月11日の「第5回 杉並区における地上部街路に関する話し合いの会」は、都からのこの報告を受けて紛糾しました。 「練馬区の1km部分の事業着手」... -
久米川のほっとスペース「まちの縁がわ本町」でランチを
NPO法人ACT(アビリティクラブたすけあい) は、生活クラブ生協の組合員同士の援助のしくみ、共済制度が発展する形でできた事業体です。そしてACTが掲げた「ほっとスペース構想」は、だれもがほっとできる居場所づくりのこと。 これまでに板橋区、国立市... -
実施されなかった静岡県民投票とリトアニア国民投票
またしても議会で否決された「原発住民投票」。静岡県民投票の場合が大阪の市民投票や東京 都民投票と違ったのは、浜岡原発の立地県であることと、首長が住民投票の実施に「賛成」の意思を表明していたことです。 有権者数308万人の静岡県では6万2千人の... -
どっこい生きてます都会の生き物たち
絵に描いたようなさわやかな秋晴れの10月12日、東京・生活者ネットワークが企画した都会の生き物探しツアーに参加しました。 井の頭線の久我山駅に集合し、神田川沿いに三鷹台まで歩き、一駅間は電車で移動して井の頭公園内を歩く、というコース。善福寺... -
多様な学びが保障される法整備をめざして
いじめが深刻な社会問題として認識され、不登校が珍しいことでもいけないことでもなくなり、学校外の学ぶ場として、いわゆる「フリースクール(FS)」が存在感を増しています。NPO法人「フリースクール全国ネットワーク」にはいま北海道から沖縄まで45団体が... -
児童会・生徒会が「子ども力」でいじめを克服できたら
決算委員会の質疑より⑤ 学校災害に関連して「さすまた」の質疑の中で、私の「先生が子どもを守るために身体を張らなければならないのもおかしいと思う」という発言に対し、周囲の議員席から大きな非難のヤジが飛んできました。 以前、暴漢が侵入した学校... -
学校災害の危機管理として「第三者機関」の設置を
決算委員会の質疑より④ 杉並区では2008年に杉並第十小で屋上の天窓から男子が転落死するという痛ましい事故がおき、その3か月後に事故調査委員会が「再発防止のための対策」をまとめました。ここで提言された「学校安全計画」は全校で作成され、「(仮称... -
武道必修化による柔道の授業急増で危惧される学校災害
決算委員会の質疑より③ 何百人もの子どもが日中長いときは8時間も9時間もいる学校というところは、事故などの災害が発生しても不思議ではないんだ――スポーツ振興センターの災害共済給付データを見てあらためてそう感じました。 同センターの共済制度は、... -
「区民意見交換会」をもっと有効な討議の場に
9月議会決算委員会の質疑より② 昨年の2月議会でプラーヌンクスツェレ(市民討議)という市民参加の手法を提案した(こちら)者として、区がさかんに実施している「区民意見交換会」については、「もっと有効な市民参加のツールになるのに」と思ってきまし...