活動報告
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和田中「夜スペ」は公益事業、とする詭弁
区民の訴えを退けた東京地裁判決 刷り上がったレポートを手に区政報告。荻窪駅頭で 杉並区立和田中の夜間塾、いわゆる「夜スペ」が始まったのは08年1月。当初、「天声人語」やTVの報道バラエティ番組などで取り上げられ、硬直化した公教育に風穴をあける思... -
減税自治体構想の「暴走」を許した区議会とその責任
予算特別委員会の質疑より⑦ 首長が理想を語り夢見るのを非難するつもりはないけれど、実現ありきで進められてきた区行政の広報・啓発活動に対しては、区民をミスリードする危険性もあることから、十分に慎重であるべきでした。 また議会にも責任の一端があ... -
「減税自治体構想」過大評価が事実を見誤らせる
予算特別委員会の質疑より⑥ 記名投票は5年ぶり。結果は賛成:30、反対:15で可決 区民が義務として税金を払うのは「公共の利益」のためです。減税という形で個々人に直接還元されるものに現役区民が負担するというのは、納得がいきません。 そもそも自治体... -
学校給食費が公会計でない不思議
予算特別委員会の質疑より⑤ 学校給食費について神奈川ネットワーク運動の横浜市議、若林智子さんがHPに書いていて(こちら)、なるほどと思ったので私も質問しました。 給食の運営経費は区が負担、食材についての負担は保護者が支払う、それが給食費です。保... -
ごみとCO2 目標達成の推進力が弱い
予算特別委員会の質疑より④ 区議会控室で 家庭ごみの減量目標として、区は区民ひとり1日当たりのごみ排出量の目標をH22年度に430gとしていますが、20年度末の実績は565g。目標までに135g、24%減量しなければならない、厳しい数値です。 一方リサイクル... -
虐待を見逃さないネットワークの取り組みの強化を
予算特別委員会の質疑より③ 乳幼児の虐待事件が相次いで報道されています。奈良で5歳の男の子が両親の虐待により餓死したケースでは、生後9か月以降、幼児健診に連れて来ていなかったという報道でした。 検診に来なくても保健師が訪ねて行って会えていれば... -
法改正で変わる貸金市場 重要度増す多重債務の相談
予算特別委員会の質疑より② 貸金業法が改正され、6月からの本格的施行が目前に迫る現在、市場の変化が利用者に影響を及ぼしています。まず利用者の側にとっての大きな改正点は、年収の3分の1までしか借りられないという総量規制の導入です。 また利用者に... -
選任司書のいる学校図書館、11校から22校に
予算特別委員会の質疑より① 議会の会派控室で 昨年、区内11の小中学校で選任司書が配置されたことは、市民グループのみなさんと活動し議会質問で取り組んできた経緯から、大きな一歩と評価しています。ただ、この11人の司書の位置づけには課題が…。 昨年の... -
予算に賛成、でも減税基金に反対。私たちの理由。
杉並区議会は二元代表の役割を果たしたか 3月12日、区議会第1回定例会最終日。私たち生活者ネットを含む4人で提出した動議、「減税基金条例」のタイトルを「大規模災害対策基金条例」に修正する提案についての質疑は、怒号の渦巻く中で進行しました。 4人... -
杉並区の積立条例は「減税」より「災害対策」としたほうがよくわかる
基金のタイトル修正動議を提案したが否決に 動議否決ののち記名投票で行われた「減税基金条例」の採決 鳴り物入りで推進されてきた「減税自治体構想」。その具体化すなわち「減税基金条例」は、よくも悪くも今議会定例会の目玉であり最重要議案です。本会...