活動報告
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588分の327めざし?見直される民間事業化提案制度
予算特別委員会の質問より② 杉並区の行政サービス民間事業化提案制度が「採択に至る提案が少ない」などの課題を改善するため見直しされます。従来の全事務事業を対象とするほかに、次年度はテーマ別の提案枠を設ける考えが示されました。 区長によれば「大... -
自殺を踏み止まらせるようなメッセージがほしい
予算特別委員会の質問より① 杉並区では、2007年113人、08年106人が自殺で亡くなっており、人口比でいえば多いほうではないが、30代が多い傾向が見られます。経済の急激な落ち込みで、決算期に向け自殺の増加が懸念されています。区の予防対策は十分なのだ... -
原初の人ヤノマミ 奇跡か神秘か
森に生まれ 森に食べられ 森を食べる NHKテレビはときどき、信じられないようなものを見せてくれます。 アマゾンの森の奥深くに1万年前と同じ暮らしをいまも続ける「ヤノマミ」という人たちのことを、2月26日BSの番組で初めて知りました。日本人スタッフが... -
補正予算に賛成、でも定額給付金事業は愚策だ
押しつけておいて「自治事務」とは 2月25日、総務財政委員会で審査された補正予算案。昨秋に麻生総理が打ち出した定額給付金関連の経費、81億4,721万円余をふくむ大型補正です。生活救済だ、いや景気対策だと総理の見解がぶれたことで物議をかもしまし... -
外環ノ2 区は「必要なし」とはっきり言えばいいのに
第1回定例会の一般質問より⑤ 外環建設について、つい数日前に石原都知事が金子国交大臣に直接、来年度中の着工を申し入れたと報道されるなど、推進の動きがにわかに早まってきた感があります。 地域ごとの課題を整理するとして杉並で2回開かれた、地域PIの... -
発達障がい者家族のネットワークづくり支援を
第1回定例会の一般質問より④ 先日、生活者ネットの事務所に、30代の発達障がいの男性と親御さんが相談にみえました。他の人と意思の疎通を図ることが難しく知的障がいも併せ持つ息子と二人暮らしというお父さんは、発達障がいに対する無理解が行政窓口でさ... -
成人の発達障がい者支援はまだ整備途上
第1回定例会の一般質問より③ 発達障がいは、他の人と意思の疎通がスムーズにいかない、知的には問題がないのに社会のルールが理解できない、など「生きにくさを抱えた人」の問題が一種の障がいによるものであると規定づけた概念です。写真 杉並ネットのメ... -
いつか地域区民センター運協が変わる日を期待して
第1回定例会の一般質問より② 報告書では、地域区民センターはこれまでの趣味・娯楽活動の講座を縮小し、地域の課題解決型の講座企画を多くしていくことが提言されており、であれば、地域のさまざまなネットワークや地域課題に精通した、もしくはそれを楽し... -
区民センター拠点に地域自治を展望したのだけれど
第1回定例会の一般質問より① 「自治とは何か」というとき、対国、対東京都というような対置関係で語られることが常で、地域自治についてはあまり触れられません。でもほんとうは、生活に身近な地域における自治においてこそ、区民一人ひとりの市民性が発揮... -
学校図書館の司書設置に予算がついた
区議会定例会で方針案示される 2月13日より区議会定例会が始まり、予算編成方針案が示されました。 去年の議会で質問した、学校図書館に専任司書を置いてほしいという提案や、杉並と交流都市とを農業で結ぶ事業の検討、西荻北の「トトロの木」を囲む公園整...