まさか!の水害、うそ!の選挙結果

2005年9月16日 17時04分 | カテゴリー: 憲法・平和・社会

ほんとにいいの? 自民党の圧勝

9月4日夜に襲った台風15号は杉並区に合計2,000件以上の浸水被害をもたらしました。わが家から約1km離れた地域では川同然に変貌した道路で人が胸まで水に漬かり、ゴムボートに引き上げられるようすがTVに映るのをみたときは、信じられませんでした。まさか、これがほんとに杉並区?

ハリケーンによる豪雨で水没したニューオーリンズの惨状を連日映像で見ていましたが、それと同じことが杉並で起こっているなんて!ただ杉並でひとりの犠牲者も出さずにすんだのはずっとよかったと言えますが。

この水害は豪雨による川の氾濫だけでなく、下水の逆流による冠水という、いわゆる「都市型水害」です。かぶった水が空から降ってきた雨だけならまだしも、許容量を超えてあふれた汚水が混じっているのですから、被害者の方の気持ちはどんなだろうか、と思います。

復旧は日に日に進んでいます。でも新しい畳が入って清潔な暮らしに戻っても、失ったものを思い出して喪失感がこれからやってくるかもしれません。あれ以来うつ状態が続いている、というお年寄りの女性のことがずっと気になっています。継続したケアが必要です。

そして1週間後の9月11日。世界を震撼させたテロがおきてからちょうど4年後に日本で起きたことは、また別の意味で歴史に残る大事件といっていいでしょう。衆議院選挙での自民党の圧倒的な勝利。度を超えています。国民のバランス感覚はどうしてしまったのか・・・。

民主主義のもとでは民意はいつも正しい——。
これを疑ったら民主主義を否定することになってしまう。
でも今回は言わずにいられません。
<この民意は間違ってない?>