都立中学校 今年の教科書問題

2006年2月6日 23時04分 | カテゴリー: 白鴎有志の会

公民の採択があぶない

受験シーズンです。2月に入って、中学校の入試が相次いで行われました。都立中学(中高一貫)4校でも一般枠のテストが3日に行われ、募集に対して6倍から10倍の受験者があったと聞いて複雑な思いです。

昨年開校した白鴎高校附属中学と、今年予定の小石川中等教育、両国高校附属、桜修館中等教育の4校では、昨年夏の教科書採択で「新しい歴史教科書をつくる会」の歴史教科書が導入されることになりました。そのことが学校のマイナス評価につながっていなかったのか、と不思議に思うからです。

今年の教科書採択について不安はないのか、いやその前に、そもそも今年は公民教科書の採択が行われることを知っているのかどうか、受験生の保護者たちに聞いてみたいところです。

新設校なので今現在1年生しかいない白鴎中では、3年生で学習する「公民」の教科書はまだ決まっておらず、これから採択されるのです。それがこの夏に予定されています。小石川、両国、桜修館の3校は来年です。

正直に言って私の予想はたいへん悲観的です。これまでの経過から見て、少なくとも白鴎では「つくる会」の公民教科書が選ばれる可能性が高いと考えています。「少なくとも」という言い方をするのは、他の3校は今年の状況によっては「つくる会」以外に決まることもあるかも、と期待するからです。

夏の採択に向けて、それぞれの高校の卒業生たちで「つくる会」の公民教科書の内容を改めて学習してみよう、という動きが始まっています。