強行された「改正」!新教基法とどう向き合うか

2006年12月18日 00時02分 | カテゴリー: 憲法・平和・社会

まるで悪夢 でも現実

予想していたとはいえ、今回の教育基本法の成立にはなお改めて憤りをおぼえずにいられません。でっちあげタウンミーティングの実態が明らかになり、法「改正」への非難の声が全国で日に日に増大しマスコミの論調も今国会での成立に待ったをかけるように変化してきて、一筋の希望を抱いていました。

もう白紙撤回すべき。だから廃案に、せめて今会期中の成立は見送りに・・・そう望みをつないだのは甘すぎました。参議院での文部科学相の発言、「国民の総意をと言うなら、選挙が最大の総意」の重さを思い知らされました。

なんという暴論、選挙で勝った与党の主張がすなわち国民の総意とは限らないこと、また少数意見にこそ耳を傾けねばならないことを知らないはずはなかろうに。でもそれが事実だと見せつけられたのがこの強行採決でした。

今国会では防衛庁を防衛「省」に「昇格」する法案もあっけなく可決されています。年が明けたら今度は憲法の「改正」に着手でしょうか。ますます、「戦前に戻っているような感じ」が確信に近いものになってきました。

新基本法がついに現実のものになったいま、これとどう向き合うか準備をしておかなければなりません。さあどうしよう。

やっぱり「黙っていてはいけない」時代になったことを市民側が認識しないと。

ひどい、まるで悪夢だ!と憤っているだけではダメだということ、子どもには情報をうのみにせず使いこなす力(メディアリテラシー)が育つよう教えること、「選挙が国民の総意」というなら、どの選挙もパスせず意思を示すこと。

自分の死をもって人権侵害を告発する子どもが続出するなどというひどい状況をなんとしてでも変えなければ。でないと子どもに信じてもらえなくなってしまう。「あなたがだいじ」と信じてもらわないと、私たちは子どもに顔向けできない。