地域の課題に取り組む区民に区はどう答える

2007年10月27日 12時26分 | カテゴリー: 自治と議会とまちづくり

決算特別委員会の議論より④

個人情報の取り扱いについて、監査意見には「協働等の推進にあわせて個人情報の管理について万全の体制を望む」とありますが、「万全の管理」とは秘匿するだけではないはずです。

幼稚園・学校、保育園、学童クラブ等で、個人情報を保護するあまり、必要があって連絡をしたい人に連絡がとれないケースがある、という話を耳にします。「地域で子育て」の方針と逆行する場合があるのでは、と指摘しました。

厳重に慎重に扱うのはもちろん重要ですが、親同士の交流を分断することになっていないか。人が交流するのに欠かせないツールとして、個人情報を活用することも必要な場合があると考えます。 

子どもに関連してもう1点、子育て応援券について。子育て支援策の切り札として打ち出されスタートして4か月ですが、交付率がすでに90%近いというのは、子育て家庭の関心の高さと、情報をキャッチする感度のよさを感じます。

サービス提供事業者数も増えてきており、利用者にとっては歓迎すべきことですが、ガイドブックについては事業者名のあいうえお順に掲載されている点が使いにくいという声をよく聞きます。サービスが行なわれる場所の地域別、あるいはサービスのジャンル別にすべきと思います。

事業者の最新情報はウェブサイトで、とはいっても子育てにかかわるのはIT操作に慣れた若いパパママだけとは限りません。紙情報もまだ必要です。次回のガイドブック作成時には工夫してほしいと要望しました。

学校適正配置に関して言及しました。神明中学校の統廃合について、地域の方や卒業生を中心に見直しを求める声には、耳を傾けるものが多くあると思います。区は、合意を高める努力を尽くすことは言うまでもありませんが、事態を打開するにはときには立ち止まることも必要では、と思います。

この問題では区民意見が多く寄せられているようです。地域の課題として区民が正面から取り組んでいるとき、それに対し区はどう答えるのか。注目していきたいと思います。

写真 葛飾区金町浄水場で 10/26バスツアーのひとこま