「子供」はやめて「子ども」か「こども」に

2009年9月17日 21時00分 | カテゴリー: 子どもと人権

09年第3定例会の一般質問より③

区の保育施設では民営化・委託化が広がっていますが、この「子供園」はまったく新しい施策であり、区が責任をもって就学前教育に取り組むのだから、区の直営とすべきです。質問への答弁もそのように明言しました。

以上の質問につづいて次のような要望を付け加えました。

区立幼稚園がこれまで培ってきた幼児教育のよさは受け継いでいくこと。この事業を「子ども・子育て行動計画」にしっかりと位置づけ、「親にとって便利で助かる」というだけでなく「子ども・子育て将来構想」に照らして「子ども自身の育ちを支援する」取り組みとすること。

家の閉塞空間で母親と二人きりでいるより保育園で過ごす時間のほうが楽しい、という子がいるかもしれないし、また女性が働き続けたいという意思を可能にする環境整備としても、養育施設は必要です。

しかし保護者といる時間のほうが幸せという多くの子どもにとっては、その豊かな育ちをすすめるという面からワーク・ライフ・バランスはぜひ進めたい施策です。待機児ゼロに向けた施策を充実させることと並行して、就労時間の短縮や地域の雇用機会を増やすなど、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取り組みを追求すること。

つぎに人事について。区立幼稚園の園長は現在、近隣小学校の校長が兼務することになっていますが、「子供園」の人事はただいま検討中とのこと。つねに子どもの目線を外さず、子どもの権利擁護を優先させるような人がリーダーの職に就くことを期待しています。

そして最後は表記に関することです。「子供園」という仮称として3文字の漢字があてられていますが、いまは行政用語としても一般名詞としても「こども」、または「子ども」という表記が一般的です。「供」という漢字には大人の後についていく者、お供え物という意味があり、漢字表記には違和感を覚えます。ぜひ、かな表記に改めてほしいと要望しました。