ブエノスアイレスへの議員派遣 公費負担をこっそり決める都議会の改革度は「ガラパゴス」

2013年8月8日 19時42分 | カテゴリー: 自治と議会とまちづくり

都議会生活者ネットワーク 控え室で 8/8

7月23日から都議会議員の任期がスタートしています。西崎光子さん、山内玲子さんと私の3人で「都議会生活者ネットワーク」を結成し、会派としての活動も始まりました。

 米国の軍用輸送機「オスプレイ」を横田基地に配備しようとする考えが米軍司令官の発言から飛び出し、基地周辺では不安と反対の声が高まっています。私たちはこれまでも基地の縮小・返還を求め、基地のないまちを構想してきました。8月7日、都議会生活者ネットワークは都に対し「垂直離着陸輸送機CV22オスプレイの横田基地配備検討撤回に関する要請」を行いました。要請の全文はこちら。 

8日は最初の臨時議会。正副議長など人事関係の決め事がされた後、議会運営委員会理事会である決定がされました。自民党会派が出してきた提案は、2020年オリンピック開催地が決定する9月7日の国際オリンピック委員会(IOC)総会に都議団が参加するため、ブエノスアイレスに9月5日から10日まで滞在する費用を都費から支出させよう、というもの。

 議員が大挙して現地に乗り込んだら東京が優位に立てるのでもあるまいし。ホンネは「決定の瞬間を現地で間近に見たい」ということではないのか。だったら自費で行くべきでしょう。100歩譲って都政に役立てるのだとしても、都議には政務活動費が交付されているのだから、これで賄えばよいではないですか。 

おかしいのは、同行する職員は自費で行くことになっていること。募集100人に対し40人しか応募がないそうです。職員こそ、渡航滞在費の一部でも公費負担するべきでしょうに。 

本来このような決め事は議案として本会議にかけ、オープンな場で議論すべきですが、議運理事会という場で「秘密裏のうちに」決めてしまう。議員一人につき100万円、17人の議員団が結成されるようです。 

議会改革を公約の一番に挙げ、官僚や議員が身銭を切って公費の無駄を省くと訴えて当選した某政党は、もし参加するなら有権者に説明する責任があるでしょう。 

議員特権を享受して当然とし平然としていることといい、情報公開する気のなさといい、都議会の改革度の遅れは「ガラパゴス島」なみです。