環境– category –
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公営企業会計決算委員会の質疑より4 ~「風の道」を確保した臨海部のまちづくりを
東京都江東区と中央区に位置する豊洲・晴海地区のまちづくりの方向性について、都港湾局は関係者のコンセンサスを取りまとめ豊洲・晴海開発整備計画を策定しています。 都心と臨海副都心の中間に位置する立地の特性から、職住近接の都市型居住のまちの形成... -
「沖縄」に向き合う映画2本のこと 『戦場ぬ止み』と『うりずんの雨』
安保法案について考える機会が増えるにつれ、「沖縄」のことに関心が傾いていきました。沖縄視察の企画が具体化したこともあり、「沖縄」に向き合ったドキュメンタリー映画を続けて2本みました。 『戦場(いくさば)ぬ止(とぅどぅ)み』は、『標的の村』を撮... -
米軍ゲート前の座り込みと辺野古沖の視察に「沖縄のいま」を体験する
7月28~30日、自治体議員立憲ネットワークの活動の一環で沖縄に行ってきました。辺野古の新基地建設反対の運動が展開される現状を立憲ネットのメンバーで共有し、現地の議員の人たちと交流しようという企画です。 「違憲立法」の悪名高い安保関連法案が衆... -
水循環を考え雨水浸透に配慮したまちづくりを~2/27都議会の一般質問より⑥
水循環マスタープランには、地下水涵養量を増大するための施策が示され、都の環境確保条例で雨水の地下浸透の促進がうたわれています。都は雨水浸透ますの設置など雨水浸透施策を推進していますが、その意義と期待される効果は何か、都に質問しまし... -
水循環の健全性はかる湧水の保全を~2/27都議会の一般質問より⑤
今年2015年は、1999年に策定された「水循環マスタープラン」の目標年となっており、この中には、水循環の推進に関する条例の制定が盛り込まれています。おりしも、国が昨年、水循環基本法を制定・施行しましたが、この法律では、河川水だけでなく地下水も含... -
ガソリン蒸発ガスのPM2.5対策 ORVR車への転換を~2/27都議会の一般質問より④
国が先日、PM2.5の排出抑制策のあり方について中間まとめを公表しました。その中で、自動車からの蒸発ガスであるガソリンベーパーについて対策を検討すべきとしています。揮発性有機化合物(VOC)の都内総排出量の14%が自動車の給油時や走行中に排出され... -
身近にある化学物質を減らすために~2/27都議会の一般質問より③
有害な化学物質の使用量を減らし、適正な管理で環境中への排出量を抑制するため、都は、事業者自らが化学物質の移動や排出量を把握し適正に管理することを環境確保条例で定めています。この制度によって、届出された化学物質の年間排出量は、2002年度から1... -
子どもの声を「騒音」から除外 条例見直しに東京都がパブコメ実施中、1/17締切です
保育所・幼稚園や公園での子どもの声がうるさいと近隣の住民から苦情が出され、保育園の建設にあたり反対運動がおきることも珍しくありません。園児たちが公園で遊ぶときも、「しずかに遊ぶように」指導がされたりもしています。 そこで東京都は、子ども... -
絶滅危惧種の生息地・多摩市連光寺を「緑地保全」 ~決算特別委員会の質疑より⑦
多摩市の連光寺にある谷戸(谷状になった湿地)で、2012年の夏、宅地の開発事業者が調査したところ、カタツムリの1種「キバサナギガイ」などが生息していることが明らかになりました。「キバサナギガイ」はわずか1.5ミリしかない小さな貝ですが、環境省の... -
都営霊園に樹林墓地をもっと ~決算特別委員会の質疑より⑥
超高齢社会となり「多死」の時代に入った現在のお墓は、家族制度と密接に結び付いた旧来のあり方にとらわれない形状や埋葬のしかたを選ぶ人が増えています。お墓が多様になってきた一方、継承者がいなくなる無縁化の問題や、お墓を処分する「墓じまい」も...