食と農業– category –
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泥沼化する豊洲市場問題 食の安全・安心はどこに
小池百合子知事が就任して最初の都議会定例会が9月28日、始まりました。知事は所信表明の中で、豊洲市場に関する一連の問題やオリンピック経費の問題をとおして都政改革に取り組む姿勢をアピールし、メディアの注目が集まっています。 豊洲市場の今後の去... -
豊洲市場の「盛り土」問題が暴いた 安全対策のウソと失墜した信頼
小池百合子都知事が8月末に築地から豊洲への市場移転時期の延期を宣言し、都がそれに伴う影響への対応に追われていた矢先、豊洲の驚くべき事実が明るみに出ました。都政はいま激震に揺れています。 もともと東京ガスの工場跡地だったこのエリアは、ベンゼ... -
公営企業会計決算委員会の質疑より8 ~卸売市場の環境・衛生、食の安全・安心
中央卸売市場で2014年度に発生した廃棄物の総量は約4万トン。内訳は、輸送中の荷傷みや商品の小分け、加工等によって発生する野菜くずや魚のあらなどの一般廃棄物が約7割、輸送に使われた木製パレットや使用済みの発泡スチロールなどの産業廃棄物が... -
公営企業会計決算委員会の質疑より7 ~卸売市場活性化のため事業者に支援を
卸売市場における水産物の取扱量が減少し、事業者数も減少しています。質問で確認したところ、水産物部の事業者数は、2015年4月1日現在で卸売業者が10社、仲卸業者736業者、売買参加者が362業者となっています。 しかし、卸売業者が2011年から12年... -
公営企業会計決算委員会の質疑より6 ~生鮮食料品の経由が減り続ける中央卸売市場
東京都は生鮮食料品などの流通を確保するため、市場施設の整備や維持管理などの事業を行っています。しかし近年、出荷団体の大型化、量販店のシェア拡大、業態の多様化、大口需要者による産地との直接取引などの流通チャンネルの多元化等に伴い、生... -
大震災から3年 被災地のくらしと産業をたどる旅~③
4月16日、視察3日目は、自宅のあった地域まるごと津波にさらわれた、漁協組合長の小野さんや生活クラブ生協組合員の横山さんのお話を聞きに、福島県相馬の仮設住宅を訪ねました。 ここ相馬郡新地町の小川公園内につくられた仮設住宅には、海側にあ... -
大震災から3年 被災地のくらしと産業をたどる旅~②
4月の東北被災地視察2日目は、南相馬海岸線を車で走り、農業地帯へ。津波に襲われ塩をかぶったために再生不能となり、放置されたままの農地が延々と続く風景がむなしい。でも国の補助を受けて生産を再開させているイチゴ農家もあります。 あるイチ... -
大震災から3年 被災地のくらしと産業をたどる旅~①
4月14~16日の3日間、被災地をめぐる視察に行ってきました。前国会議員の大河原雅子さん、生活者ネットワークの仲間2人も同行です。福島県浜通りの地域を訪れ、いまの農業や漁業の置かれた状況を見聞きする旅。心痛む中にも、希望が見えたところも... -
2013生活者宣言! 「原発ゼロ」を都民が選択する選挙です②
私が都政で取り組みたい課題のベースは、これまでの区議の活動の中にあります。10年前に区議会で初めて一般質問に採り上げたテーマは「食の安全」と「都市農業」についてでした。このふたつは、今の都政における課題でもあります。 築地市場は都民の生鮮... -
小松久子のこれまでの歩み⑤ ~生活クラブとの出会い~
6年間の米国生活に別れを告げ、1992年に保谷市(いまの西東京市)に移り住みました。そこで出会ったのが生活クラブです。この生協のことは以前PTA活動していたころの仲間からさんざん聞かされていて、入りたいとずっと思っていました。 当時の生活クラブ...