子どもと人権– category –
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公営企業会計決算委員会の質疑より13 ~小児総合医療センター 子ども精神科の取組について
発達障がいや、過食症・拒食症など摂食障がいの症状をおこす子どもが増えていますが、子ども専門の精神医療機関は多くありません。東京都小児総合医療センターでは、幼児期から思春期までの子どもを対象とした「こころ」の疾患とそれに伴う「からだ」の症状な... -
自衛隊が都立高生をリクルート?② ~新人勧誘に公教育利用は反対です
都教委と自衛隊との連携は、都立高校生徒の防災訓練だけでなく、「奉仕」の教科においても行われています。 2014年度、都立深沢高校が奉仕のインターンシップ活動を自衛隊の施設で実施しました。市民活動団体「『高校生をリクルートする自衛隊・自衛隊の手... -
日本で搾取される子どもの性と人権を高校生と考える
9月24日のソーシャルジャスティス基金が主催するアドボカシ―カフェ、「売買される日本の子どもたち」というタイトルから目が離せなくなっていました。この日本で…子どもが売買? それは、「子どもの性的搾取」がテーマでした。あふれる性的情報、性産業が... -
君が代強制裁判に控訴した都教委の処分に反対した
学校行事などで国旗掲揚と国歌斉唱が教職員に対しておしつけられる状況が、東京都において顕著です。石原都政時代にこれを実質的にルールづけた「10.23通達」から12年。この間、多くの現場教職員が自らの意思で行った違反行為に対し懲戒処分を受け、訴訟に... -
「生活保護制度は初恋の人」という感性に目からウロコ
ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)が開催するアドボカシーカフェ、5月13日の回は「生活保護 バッシングに抗して活用策を考える」。弁護士で生活保護問題対策全国会議代表幹事の尾藤廣喜さん(写真:左から2人目)をゲストに、コメンテーターは国際人権... -
不登校の現実をとらえる実態調査を~3月の文教委員会の予算審議より⑥
不登校の子どもは、学業が中断されるだけでなく、自己肯定感が低下し孤立しがちです。小中学生では減少傾向でしたが2013年度は増加に転じており、都内の不登校児は公立小中学校で約9,500人、都立高校では約4,000人を数えます。 文科省が毎年行って... -
画期的 都立高校、NPOと連携で中退者支援~3月の文教委員会の予算審議より⑤
都立高校の中途退学者数はここ数年、減少傾向にあるものの、2013年度は3,201人でした。中退者の問題は、学校を離れたとたんに社会とのつながりが切れ、自分の意思に反して就労も就学もできずに、いわゆる「ニート」という無業状態に陥ることです。... -
障がい者の就職と自立の夢をかなえる「高校」のこと ~3月の文教委員会の予算審議より④
知的障がい児を対象とする「高校」について、2013年の文教委員会でも質問しましたが、ここでは、都立知的障害特別支援学校高等部就業技術科における就労支援について質問しました。 答弁によると、現在、卒業生を輩出しているのは、永福学園、青峰学園、... -
LGBTの人権問題を教育課題に~ 2/27都議会の一般質問より⑦
舛添知事がうたう「世界一の都市」とは何か。「長期ビジョン」では「生活習慣・文化・価値観などの多様性や人権が尊重され、だれもが幸せを実感できる都市、だれもがそこに住み続けたいと思う都市」と定義されました。そこで、人権について、議会や定例会見で... -
働く若者を支援して“リカレント社会”に~2/27都議会の一般質問より②
今年1月、都は(仮称)東京都子ども・若者計画の策定に向けた検討を行いました。根拠法である「子ども・若者育成支援推進法」では、当事者の実態を把握し意見聴取を行い、各自治体は福祉や医療、雇用など必要な情報の提供や助言を行う「子ども・若者総合相談...