杉並と東京都の教育と教科書問題– category –
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尾を引く 杉並の教科書問題
「つくる会」内紛と教育長辞任 17日に幕を閉じた区議会は、06年度予算案を審議する特別委員会が9日間開催され、国民保護法(いわゆる有事7法のひとつ)で策定を義務付けられた国民保護計画の関連条例案や、障がい者自立支援法の施行、介護保険、国民... -
教育改革に保護者や子ども、現場の声を生かして
区議会の質問から④ 一般質問最後の項目は、教育改革に関連して。1点目を以下に記します。 【Q】当区において行政のさまざまな分野で改革が着実に進められていることは、おおむね、多くの区民から好感を持って受け入れられ、支持を受けていると見てよいと... -
「教育行政の責任は首長に」・・・(区長)
区議会の質問から③ 昨年12月に出された第28次地方制度調査会の報告で、「教育委員会の設置は選択制に」という答申が出されました。これに関連して、教育委員会のあり方についてたずねた部分を以下に抜き出します。 【Q】教育委員会の設置については、選択... -
日本一まずいラーメン
教科書問題はまだつづく 12月初めに発表された「平成17年 杉並区政10大ニュース」を眺めていたら改めて腹が立ってきました。杉並が教科書採択で「つくる会」の扶桑社版歴史教科書を選んだことが入っていないのはどういうことか、と。 毎年恒例の「... -
国旗・国歌の過ぎた指導は疑問、外環問題で要求
区議会 決算特別委員会の議論から② 区の昨年度会計決算について、生活者ネット区議団は参画と協働、自治などの視点から、適切に執行されているものと認定しました。特別委員会の最終日に述べた意見の中から、教育に関する部分と外環問題についての部分を... -
中学生が歴史を学ぶということ
区議会一般質問より④ 採択の結果は遺憾ですが、だからといって杉並の教育をあきらめるわけにはいきません。教科書が何であろうと子どもの学習する権利は保障されなければなりません。最優先されるべきは子どもの最善の利益であり、大切なことは「中学生が... -
教科書採択で「説明責任は果たした」(・・・?)
区議会一般質問から③ 今定例会の一般質問で教科書採択をとりあげたのは6人。うち私を含めて5人は「つくる会」歴史教科書に反対の立場でした。 全国583地区のうち「つくる会」を選んだのはわずか2地区、そのひとつが杉並区なのです。国内の総需要数125万冊... -
教科書ショックと夏の選挙
うかうかしていられない 教科書採択結果のショックが大きくて、ザルツブルクからの便りを発信しないままに休暇が終わってしまいました。モーツァルトのオペラのことやバイオリニスト五嶋みどりのこと、ムーティの指揮のことなど書いた原稿は送る気になれず... -
杉並史に汚点残した 教科書採択の結果
落胆・・・やりきれない 不安と危惧が的中してしまいました。2回目の杉並区教育委員会臨時会が8月12日開かれ、歴史教科書として「つくる会」の扶桑社版が採択されました。全国から、いや海外からも注目が集まるなかでのこの結果です。 「民衆を蔑視し... -
教科書は生徒のものではなかったの?
都立中高一貫校の教科書問題を考える③ なんというあっけなさだったか。8月末と言われていた東京都教育委員会の教科書採択が1ヵ月も繰り上げて7月28日に行なわれ、都立中高一貫4校すべてに扶桑社の歴史教科書が選ばれてしまいました。都立ろう・養護学校も...