杉並と東京都の教育と教科書問題– category –
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いじめ予防に「構成的グループエンカウンター」の実施拡大を
9月議会の一般質問より⑤ いじめ[その3] いじめの予防策として効果的と思うのは、「構成的グループエンカウンター(SGE)」というプログラムです。本音を表現し合い、それを互いに認め合う体験を通して関係を築くことができるようになり、いじめを... -
チャイルドライン、オンブズ…こどもによりそうしくみが必要
9月議会の一般質問より④ いじめ[その2] 文科省調査では、いじめについて電話相談などを利用している一方で「だれにも相談しない」のが小中とも約7%ですが高校生は14%。年齢が上がると学校の外に子どもを支援する仕組みが求められるということです... -
「いじめはなくせないもの」という認識から始める
9月議会の一般質問より③ いじめ[その1] 昨年10月、滋賀県大津市でいじめを受けていた中学2年生の男子生徒が自殺し、子どものいじめが今また大きな社会問題としてクローズアップされています。5日に札幌でも中学1年生がいじめを訴えるメモを残して... -
環境教育をESDとしてとらえるモデル校の設置を
9月議会の一般質問より② 杉並区版エコスクール事業は、環境教育に重きを置くことに価値があると思います。けれども環境教育が学校施設の改築・改修や省エネ行動と有機的につながってきたとは必ずしもいえません。 2年前の一般質問で採り上げたESD(Educati... -
「杉並区版エコスクール」はハードとソフト、環境教育の3つの柱
9月議会の一般質問より① かつて杉並区の学校施設における環境施策は、山田前区長の「教室にクーラーは設置しない」という政策を前提として進められてきました。2006年「風とみどりの施設づくり」、翌年には学識経験者や建築家、学校関係者、環境団体など... -
環境教育教員セミナーで「原発」ワークショップに参加する
~先生が授業で原発を扱う難しさ~ 環境教育学会という機関があるのを知りませんでしたが、ここが主催する教員対象のセミナーで興味深い話が聴けそうだったので8月10日、参加してみました。 ひとつはESDすなわち「持続可能な社会をつくるための教育」が今年... -
「理由を問わない」学校選択制、ついに廃止に
子どもの意見表明権を認める点に注目したい 善福寺公園 下の池の桜 4/8 杉並区の「学校希望制度」は、通学区域の指定校に「隣接する他校」の中から進学する学校を「選べる」制度です。品川区の選択制が区内を4ブロックに分け同一ブロック内から選ぶ、... -
「指導要領遵守」という名の「起立・斉唱」強制ではないか
卒業式の沈黙と忍耐 今年も沈黙で通した65秒間でした。小・中学校の卒業式で演奏される「君が代」の歌唱部分が、計ってみたら65秒。直立したまま、この間じっと耐えているわけですが、ある卒業式で他の議員が「起立しますか」と聞かれ「できない」と伝えた... -
学校教育で「精神疾患を正しく知る」学ぶ機会を
区議会質問「こころの健康について」より⑤ 在宅で介護を担う家族への支援ついては以前より採り上げていますが、精神疾患についても高齢者や認知症と同様です。この病気は思春期に発症することが多く、親や家族には心身ともに受け入れ難い場面が発生します... -
韓国ソウルの人情、平和とエコ度をみる
徴兵制度のもとで送る青春は 後ろにそびえるソウルNタワー 10月18日、杉並区とソチョ区の交流20周年式典出席のため訪問した区庁舎で、うれしい再会がありました。杉並区の教科書採択を間近に控えた今年7月、教育や教科書の問題をともに考え連帯するアジア...