自治と議会とまちづくり– category –
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公営企業会計決算委員会の質疑より2 ~都営交通における女性の労働環境について
都交通局の職員の多くは地下鉄やバスなど現場の職員で、これまではほとんど男性のみでしたが、近ごろは女性乗務員の姿が見られるようになりました。2012年4月1日当時、女性職員164人で常勤職員に占める割合2.6%から、2013年度169人で2.7%、2014年... -
公営企業会計決算委員会の質疑より1 ~駅トイレの快適さは町の好感につながる
過日、日暮里・舎人ライナーを利用したとき。往復の車内で、乗客同士の会話に、韓国語や中国語、ポルトガル語かスペイン語と思われる言葉が聞こえ、住民なのか旅行者なのかは不明ながら外国の人が多く利用するのだとわかりました。 都営地下鉄でも外国人... -
都議会のマイナンバー条例に反対とした
10月8日、都議会定例会が終了しました。この定例会では、社会保障・税番号制度、いわゆるマイナンバー制度の導入に伴う新設条例などの議案が提案されましたが、生活者ネットワークは、制度そのものに異議を唱える立場から、制度に関連する一連の議... -
「原発ゼロ」アクションが政治参加の文化をつくった
9月19日未明、ついに安保法案が国会で可決・成立してしまいました。政権与党のきわめて卑怯な、そして暴力的な方法で、負の歴史を刻んだ日、日本の憲法 と民主主義が踏みにじられた日として記憶にとどめなければなりません。 し かし、法案が国会... -
ギリシャを見ればわかる オリンピックの経済メリットはない
夏の休暇で3日間ギリシャに行ってきました。観光が目的ですが、経済破綻したギリシャのことをこの機会に実際に見てみたい気もちもありました。EUの求める緊縮策に反対する市民のデモが過熱化したと報道されましたが、その後暴動が頻発したということはなく... -
都立高入試の採点ミス問題 撲滅より合否線上の正確を期すこと
昨年、都立高校の入試における採点誤りの多発が明るみに出ました。全都立高校の入試の回答用紙を総ざらい総点検したところ、相次いでミスが見つかり、合格点に達していたのに不合格とされていた生徒がいたことがわかりました。 その数は22人にも上り、都... -
選挙はじまる!原発ゼロに向けて!真に豊かな地域づくりに向けて!
統一地方選挙が始まっています。杉並・生活者ネットワークも、区議会議員選挙の投票日4月26日に向けそね文子・奥田雅子の擁立を決め、走り出しました。 今回の選挙が、地方政治にとどまらず国政の今後に影響を与えることはまちがいありません。こ... -
不登校の現実をとらえる実態調査を~3月の文教委員会の予算審議より⑥
不登校の子どもは、学業が中断されるだけでなく、自己肯定感が低下し孤立しがちです。小中学生では減少傾向でしたが2013年度は増加に転じており、都内の不登校児は公立小中学校で約9,500人、都立高校では約4,000人を数えます。 文科省が毎年行って... -
都立文化施設を障がい者にやさしい場に ~3月の文教委員会の予算審議より②
都は、策定中の東京文化ビジョンの素案で、文化戦略のひとつに「あらゆる人が芸術文化を享受できる社会基盤を構築」と掲げ、文化施設における障がい者への配慮について言及しています。 障がい者の芸術鑑賞を促すことは、当事者の社会参加のために... -
消費者トラブルで泣き寝入りしないための救済のこと ~3月の文教委員会の予算審議より①
東京都の2013年度の消費生活相談件数は約12万7千件となり、それまでの減少傾向から9年ぶりに増加となりました。高齢者と若者からの相談が増加していること、「健康食品の送りつけ商法」や「インターネット通販」に関するトラブルが大きく増加していること...