活動報告
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「アンネの日記」を知ることは「ガザ」を考える妨げにならない
この夏、劇団民芸の舞台劇「アンネの日記」を見てきました。民芸がこの芝居を上演してきた歴史は長く、初演は1956年といいます。アメリカで初めて劇化上演されたのが55年、翌年にはもう日本で上演というのは、当時としては異例の素早さだったでしょう。 ... -
市民ネットワーク全国交流バスツアー 千葉の福祉力に励まされた
生活者ネットワークと共通の理念のもとに活動するローカルパーティー(地域政党)は、東京のほかに北海道から九州まで、全国で現在9団体あり、全国市民政治ネットワークとして情報交換や活動の協力・共有を行っています。 2年に1回開催する交流集会が今年... -
「市民と行政の協議会」その2 「再生エネ20%・省エネ20%」に向け市民提案
7月2日の「第17回 市民と行政の協議会」。都庁側から環境局と産業労働局の担当者、市民側からの提案者として6団体の代表が参加しました。 環境政策課より都の取組みについてプレゼンの後、各団体が活動内容を発表し課題解決のためのしくみを提案... -
「市民と行政の協議会」その1 「再エネ20%省エネ20%」は経済活性化策でもある
7月2日、「エネルギー」をテーマに第17回「市民と行政の協議会」が都庁で開催されました。いま政策的な転換点にあるテーマだっただけに、130人もの参加者が集まりました。 「市民と行政の協議会」は、都議会議員がコーディネート役となり、行政担当者と市... -
都立高校の入試で多発した採点ミス~文教委員会の質問より
都立荻窪高校の2014年度入試において、採点ミスが発覚したことが発端でした。では他校はどうかと再点検した結果、なんと過去2年間に2211件ものミスがあったことが確認されました。文教委員会で教育庁の報告があったことを受け、6月20日の文教委員会で質疑... -
都は再生可能エネルギー創出事業に支援を~都議会一般質問より④
舛添知事が、所信表明で「再生可能エネルギーの利用割合20%」を実現していくことを改めて述べたことに、大いに期待しています。都内で再生可能エネルギーをつくり出す取り組みについて、一般質問に取り上げました。 市民が行政と連携して取り組む... -
「外環の2」住民の提案を受理せず放置し続ける不誠実~都議会一般質問より③
2012年3月、地下化で工事が始まった外環道ですが、地上部には「外環の2」道路計画が都市計画決定されたまま残っています。武蔵野の良好な住宅地域を分断する道路整備が進むことに異議を唱える都民がいることを、忘れるわけにはいきません。 都市計画法に... -
券売機の障がい者割引ボタンと「おもてなしトイレ」~都議会一般質問より②
今年、日本は障がい者権利条約を批准し、障がい者のさらなる社会参加が期待されています。 ところが、夫が車いす生活になった女性から、電車の券売機について抗議の訴えがありました。 障がい者が介護者同伴で公共交通を利用する場合、券売機の子... -
子ども施策としてのいじめ対策 権利条約を踏まえた取組みを~都議会一般質問より①
今年は「子どもの権利条約」批准20周年にあたりますが、いじめ、虐待、犯罪被害など、子どもを取り巻く痛ましい事件があとを断たず、条約の理念は生かされていません。 1989年の国連総会で採択された「子どもの権利条約」は、世界中の子どもの人権が尊重... -
「日本は『良心的軍事拒否国家』として生きろ」という小田実の主張をいまこそ
作家であり評論家、そして平和運動家だった小田実が亡くなって7年目の今年、その全集の完成を記念してシンポジウムが7月19日に開かれました。毎年、命日である7月30日ごろに祈念集会を開いている「小田実文学と市民運動を考える会」が中心となり、集まった...