活動報告
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都営霊園に樹林墓地をもっと ~決算特別委員会の質疑より⑥
超高齢社会となり「多死」の時代に入った現在のお墓は、家族制度と密接に結び付いた旧来のあり方にとらわれない形状や埋葬のしかたを選ぶ人が増えています。お墓が多様になってきた一方、継承者がいなくなる無縁化の問題や、お墓を処分する「墓じまい」も... -
外国人や発達障がいの労働者の相談対応について~決算特別委員会の質疑より⑤
都が運営する労働相談情報センターは都内6か所にあり、厳しい雇用情勢を受けて、パワハラや賃金不払いなど働く現場からの相談が寄せられます。その実績について質問しました。 答弁によれば、昨2013年度、労働相談の件数は52,684件で、8年連続して年間5万... -
女性の再就職サポートプログラムについて~決算特別委員会の質疑より④
働く女性の数は毎年増加し、労働者全体に占める割合は4割以上ですが、その約6割は非正規雇用となっています。そして収入は男女格差が顕著です。厚労省の調査で、女性の分の2012年の総額は、正規・非正規をあわせても男性の52.2%であり、1987年の52.3%... -
住民軽視で進める「外環の2」事業は見直すべきだ③~決算特別委員会の質疑より
10月20日、各会計決算特別委員会の「建設局」の決算審査。「外環の2」について質問を終えたあと、答弁した担当部長と不穏な事態になりかけました。「外環の2事業は見直すべき」という私の発言が引き金になったのだと思います。委員長の機転で問題化... -
住民軽視で進める「外環の2」事業は見直すべきだ②~決算特別委員会の質疑より
各会計決算特別委員会で「建設局」の審査が10月20日に行われ、「外環の2」について2度目の質問をしました。1度目は「都市整備局」での審査。今回は整備事業の進捗と今後についての質問です。要旨は下のとおり。質問そのものは下線の1行部分です。 ... -
住民軽視で進める「外環の2」事業は見直すべきだ①~決算特別委員会の質疑より
都議会で2013年度決算の特別委員会が開催されています。私は各会計決算の第3分科会での審議に加わっています。第3分科会は労働、産業、市場のほか都市整備、港湾、建設、環境などの部局が所管する事項を扱います。 15日の「都市整備局」の審査と20日の「... -
御嶽山噴火の教訓「火の国に原発をつくってはいけない」
長野県と岐阜県にまたがってそびえる御嶽山が9月27日、とつぜん大噴火をおこし、戦後最悪の惨事になりました。再噴火や有毒ガス発生による2次災害のおそれがあるため捜索が思うように進まず、10月1日現在、まだ被害の全容が明らかになっていない状況です。... -
開いた口がふさがらない 都立高校の入試採点ミス問題 ~文教委員会の質疑より
9月26日の文教委員会で、都立高校の入試採点に関して、前回の報告からまた新たなミスが見つかったことの報告がありました。これでいったい何度訂正の報告を受けたことか。検査をするたびに数字が変わっている状況には開いた口がふさがらないというしかあり... -
都響と都美術館に親しむ~芸術に公的支援が必要なわけ
芸術の秋。東京都交響楽団のコンサートと都美術館の企画展に行ってきました。 都響は、東京都の助成金を得て運営される1965年設立の公益財団法人です。音楽的実績も実力も、都内といわず日本国内で有数のレベルと言ってよいと思います。 9月某日の公演プ... -
投票率84.6%の成熟度 スコットランドの住民投票
まるで自分の国のことのように熱く見守った、スコットランドの住民投票でした。現地時間で9月18日、英国から独立するか否かが問われ、結果は45対55で反対多数となりましたが、なんと84.6%もの有権者が投票しました。登録した住民16歳以上の8割以上...