活動報告
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自治と議会とまちづくり
施設退所後の子どもたちを支えるアフターケア相談所に都は委託費増額を
都内の社会的養護のもとで育てられる子どもは、約4千人。そして毎年およそ500人が、18歳になると法の規定により施設や里親のもとから離れ、社会に出ていくことになります。いきなり自立した社会人として住まいや仕事を探し自活しなければならない... -
憲法・平和・社会
国連の条約批准20周年を迎えた日本 子どもの権利は守られているか
1994年に日本が子どもの権利条約に批准した日からちょうど20年目にあたる4月22日、20周年キャンペーン実行委員会の主催による記念の集いが参議院議員会館で開かれました。 この20年間、子どもの権利の実現をめざしてさまざまな活動や努力が重ねら... -
食と農業
大震災から3年 被災地のくらしと産業をたどる旅~③
4月16日、視察3日目は、自宅のあった地域まるごと津波にさらわれた、漁協組合長の小野さんや生活クラブ生協組合員の横山さんのお話を聞きに、福島県相馬の仮設住宅を訪ねました。 ここ相馬郡新地町の小川公園内につくられた仮設住宅には、海側にあ... -
食と農業
大震災から3年 被災地のくらしと産業をたどる旅~②
4月の東北被災地視察2日目は、南相馬海岸線を車で走り、農業地帯へ。津波に襲われ塩をかぶったために再生不能となり、放置されたままの農地が延々と続く風景がむなしい。でも国の補助を受けて生産を再開させているイチゴ農家もあります。 あるイチ... -
食と農業
大震災から3年 被災地のくらしと産業をたどる旅~①
4月14~16日の3日間、被災地をめぐる視察に行ってきました。前国会議員の大河原雅子さん、生活者ネットワークの仲間2人も同行です。福島県浜通りの地域を訪れ、いまの農業や漁業の置かれた状況を見聞きする旅。心痛む中にも、希望が見えたところも... -
自治と議会とまちづくり
「恥さらし」エネルギー基本計画が多くの人を呼び寄せた 「脱原発フォーラム」
4月13日、「脱原発社会の創造 ――いま、市民として取組むべきこと」と題する集会が開かれ(こちら)ました。朝10時から昼休みをはさんで夕方5:30までという、ワーグナーのオペラも負けるほどの長大なプログラムでしたが800人以上の参加者を集め、成功裏に... -
映画・オペラ・おたのしみ
都知事がいう「女性の活用」と聞いて何を思うか“ローザ・ルクセンブルク”
学校の入学式に列席した帰り、思いついて映画をみてきました。『ローザ・ルクセンブルク』、女性革命家の元祖のような人の半生を描いた旧西ドイツの作品です。つくられた1986年はまだドイツが統一されていなかったので、旧西ドイツ。でも30年近く前の映画... -
自治と議会とまちづくり
八ッ場ダム視察 ダム底に沈む町のコミュニティ再生を考えた
利根川水系の水源地にあたる群馬県長野原町に計画され国が建設を進める八ッ場ダム。「やつば」ではなく「やんば」と読みます。最初に計画が発表されたのは1952年といい、60年以上昔のことです。 利根川の洪水に備えて水量調節のためと、首都圏の水... -
杉並と東京都の教育と教科書問題
高校授業料無償化に所得制限を設ける議案に反対とした
先の都議会定例会の最終日、会派を代表して討論に立ち、高校無償化に関する議案に対して反対としました。 2010年度に導入された高校の授業料を実質無償化する就学支援金支給制度については、親の所得に関係なく等しくすべての子どもの学習の機会を保障す... -
映画・オペラ・おたのしみ
少なすぎます音楽ホール・劇場の女性トイレ
都議会文教委員会予算審査の質疑より④ 音楽ホールや劇場でコンサート、オペラ、バレエ、演劇などの公演中、休憩時間に必ず見られるトイレ待ちの女性の長蛇の列。寒い冬場の公演ではさらにその列は長くなります。幕間の20分なり30分と...