活動報告
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理解に苦しむ新演出、でも演奏は格別! -ザルツブルクのオペラ便り①-
2年ぶりにザルツブルク音楽祭にやってきました。さっそくモーツァルトの『魔笛』を鑑賞。またプロダクションが一新されていました。 同音楽祭の『魔笛』は、この10年間で少なくとも5回は演出が変わり作り直しがされています。オペラに限らず舞台芸術は、装... -
環境教育教員セミナーで「原発」ワークショップに参加する
~先生が授業で原発を扱う難しさ~ 環境教育学会という機関があるのを知りませんでしたが、ここが主催する教員対象のセミナーで興味深い話が聴けそうだったので8月10日、参加してみました。 ひとつはESDすなわち「持続可能な社会をつくるための教育」が今年... -
海で逝ってしまったあなた 中崎裕美さんの早すぎた死を悼むお別れの会
8月8日に旅先の与論島で突然逝ってしまった中崎裕美さん。8月14日に開かれたお別れの会で述べた別れの言葉を下に掲載します。 裕美さん。私があなたを知ったきっかけは、生活クラブ生協の広報紙に載った「月見猫」というペンネームのイラストでした... -
重度の精神障がい者の在宅生活を支えるACT-K
生活者ネットの「精神保健・労働」チーム視察より③ 3か所目の視察先は、京都御所すぐ近くの「ACT(アクト)-K」へ。在宅の精神障がい者とその家族を対象に、多職種でチームを組んで訪問型(アウトリーチ)の医療サービスを行う民間組織です。障がいの程度... -
京都の総合就業支援拠点「ジョブパーク」に学ぶところ大
生活者ネットの「精神保健・労働」チーム視察より② 8月2日に津を訪問した翌日の視察先は、京都府の「ジョブパーク(JP)」。レジャー施設のような響きですが、京都駅から歩いて15分、勤労者総合福祉センター「京都テルサ」の中に設置された「総合就業支援... -
若者の精神医療をアウトリーチで支える三重県の取り組み
生活者ネットの「精神保健・労働」チーム視察より① 来年の都議選にむけて東京・生活者ネットワークでは先ごろ政策を発表し、その内容をさらに深めるため3コースの視察旅行が、夏休みを利用して企画されています。私は8月2・3日「精神保健・労働」のチーム... -
ホームレス排除する杉並区民の民度って
善福寺池のスイレン 最高気温が35度を超えたある日、青梅街道の天沼陸橋の上でその人は仰向けに横たわっていました。左脚のひざから下がなく、松葉づえが横に。近づくと、顔を帽子で隠していますが息はしています。暑さにやられたのか単に寝ているのか... -
飯田さん落選…でも「1%のキョーキ(狂気と侠気)」に感謝です
山口県知事選挙に見る理想と現実 6月29日飯田さんを囲んで院内集会 飯田哲也さんといえば、「脱原発」の論客にしてエネルギー政策通の第一人者、再生可能エネルギー拡大をめざして市民事業を起こすトップランナー実践家であり、ポスト3.11の日本に欠かせな... -
「女性の貧困」をまず「見える化」させること
赤石千衣子さんの学習会で考えた しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事の赤石千衣子さんを講師に、「女性と貧困」について考える学習会を7月25日、東京・生活者ネットワーク女性部会が開きました。生活者ネットと赤石さんとは、10年前に「女性と年金」の問題... -
杉並の里親傷害致死事件の裁判が明らかにしなかったこと
「みゆきちゃん」虐待の裏に何があったのか 2010年8月におきた、杉並区内で里子として養育されていた3歳7か月の女の子の死亡事件。里母の暴行によるものだとして、1年以上たった昨年9月に声優の女性が逮捕され、その裁判が先ごろようやく行われました。 ...