活動報告
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水俣病を風化させないためにできること
5月1日「記念日」の講演会 1956年5月1日は、水俣病が公式に確認された日とされています。正確に言うと、水俣保健所に医師が「奇病発生」を届け出たのがこの日だと。NPO法人「水俣フォーラム」が毎年4月末から5月初めにかけて講演会を開いているのは、こ... -
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』をみる
なぜ粛清の連鎖は避けられなかったのか いま50代以上の人なら、1972年「あさま山荘事件」の実況をテレビの画面で見た記憶があると思います。私もそう。真冬の浅間山をバックに、民宿の建物の胴体に巨大な鉄球が振り子のように打ち付けられる。そして放水。... -
ごみ論議 分別の話は盛り上がる
容器包装プラリサイクル始まって試行錯誤中 プラスチックごみの分別方法が変わってもうじき1か月になります。杉並区ではプラスチックの「サーマルリサイクル」全区展開にあわせて容器包装プラの分別回収が区内全域に広がり、製品プラスチックが「可燃ごみ... -
これではまるで「外環ノ2」はいいことだらけ
都のつくったパンフはおかしい 外環の地上部街路、いわゆる「外環ノ2」について「検討の進め方」の広報パンフを東京都都市整備局がつくり、先日の道路交通対策特別委員会で報告されました。冊子版と概要版があり、総カラーで上質紙の立派なつくりです。 1... -
「地域密着型」小規模多機能ホーム方南を見学する
こんな施設がもっと増えてほしい 06年の介護保険制度改正によって設けられた「地域密着型サービス」は、住み慣れた「地域」と「自宅」での住まい方を支えるサービス体系です。この改正は高齢者の介護を「施設」から「地域・在宅」へ方向づけたといわれてい... -
「レジ袋有料化に8割が賛成」 10,000人アンケート結果
富山県知事、山田区長も招かれて報告会 「容器包装の3Rを進める全国ネットワーク」がレジ袋削減に向け昨年秋に全国で実施したアンケート調査の報告会が4月15日開かれました。スーパーやイベント会場などで聞き取った回答数は84地点で13,600人を超え、... -
まちの安心をどうつくる
コミュニケーションの機会を多様に 機関紙『ネットすぎなみ』の最新号が刷り上ったので、これを購読者に届けながらいろいろなお話しをしています。地域の課題を見つけ活動のヒントが得られるいい機会だからです。そんななかで最近気になるのは、まちの安全... -
『NAKBA』 広河さんがつくらなければならなかった映画
1948年パレスチナで起きたこと 報道写真誌『DAYS JAPAN』編集長、広河隆一さん渾身の映像ドキュメンタリー『パレスチナ1948・NAKBA(ナクバ)』。「ナクバ」とは「大惨事」のこと。60年前に中東で起きたナクバとは何だったのか、40年にわたる追跡取材の集... -
安ければいいだけじゃない 消費者のきもち
値上げの理由をちゃんと報道してほしい 昨年秋ごろから原油高由来の食料品値上げがじわじわひろがっていましたが、この4月からそれが一気に拡大したような感じです。このところ話題になっているのは輸入小麦の高騰。麺類やパン、菓子類の値上げが相次いで... -
半端じゃない 福嶋浩彦・前市長の我孫子の実践
身近な自治体だからこそ予算改革 予算議会が終ってしまった後ですが、「予算改革をはじめよう!」というタイトルの企画に参加しました。3月29日、「市民と議員の条例づくり交流会議」が主催の、議会改革を議論する交流会議です。今回の基調講演は福嶋浩彦...