活動報告
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外環 大事なことは市民が決めてはどうか
予算特別委員会での意見開陳より⑥ 外環のPI会議のあり方について。 5年前、日本で初めてのパブリック・インボルブメント、PIとして鳴り物入りで設置された協議会ですが、その2年後にまとめの報告書を作成する段で外環の必要性の有無についてまったく共通認... -
「教育SAT」のネーミングは再考を
予算特別委員会での意見開陳より⑤ 次に、当該年度の教育改革の目玉として提案されている「教育SAT」は、その必要性や意義はともかく、テロ対策の特殊部隊を指す「サット」という呼称を使ったネーミング自体に違和感を禁じえません。 たかが名前、されど名... -
エコスクール 造るプロセスからの子ども参加を
予算特別委員会での意見開陳より④ 環境対策の重点事業のひとつ、エコスクールについて。 学校の校舎を地域の環境学習の拠点に、という試みは評価します。ただせっかくのこの機会に、ハード部分を設計する段階から、あるいは少しでも早い段階から、子どもが... -
サーマルリサイクルの本質は「焼却」
予算特別委員会での意見開陳より③ 昨年10月より実証実験が始まった廃プラスチック焼却は、2008年度の23区全域展開に向け、07年度に規模を4倍に拡大してモデル事業を実施、とあります。これを特集した2月21日付け『広報すぎなみ』の掲載内容には疑問を感じ... -
浅野史郎氏のメッセージに共感
予算特別委員会での意見開陳より② 地方の政治が重要です。民主主義社会の基本は基礎自治体における住民自治であるはずですが、都と区のあり方の議論は相変わらず平行線をたどったあげく、既得権益を離そうとしない都によって、財源配分の数合わせに終わっ... -
産まない女性の増加は社会への異議申し立て
予算特別委員会での意見開陳より① 予算特別委員会の最終日、杉並・生活者ネットワーク区議団として意見開陳を行いました。その内容を数回に分けて報告します。 昨2006年9月に誕生した安倍政権のもと、教育基本法の改定、防衛「庁」から「省」への格上げな... -
移動サービスをより使いやすくするために
区議会第1回定例会一般質問より⑤ 杉並区の2007年度重点事業のひとつ、「(仮称)杉並区移動サービス情報センター」の基本的な機能は、相談・情報提供、取り次ぎサービス、広報、関係者の協力体制づくりの4つと考えられます。 そのための具体的な事業は多... -
「移送」から「移動」へ 利用者本位めざす
区議会第1回定例会一般質問より④ 移動サービスについては、議会でたびたび採り上げています。区の施策が着実に推進されていることは、前向きな取り組みによるものと評価しています。 法整備も進んでいます。2000年の交通バリアフリー法では付帯決議として... -
最後に残る「心のバリアフリー」
区議会第1回定例会の一般質問より③ バリアフリー新法では、市町村が定めた重点整備地区でのエリア丸ごとのバリアフリー化を提案しており、杉並では高円寺を重点地区に定めるとしています。整備のスケジュールや具体的内容について、今後の計画化をたずねま... -
バリアフリー法改正を受けてユニバーサルデザインのまちづくりへ
区議会第1回定例会の一般質問より② 公共施設や駅のバリアフリー化など、高齢者・障がい者に優しいまちの基盤整備は、国の法整備のもと、ここ10数年で大きく進展してきました。 ホテルやデパートの出入り口の段差解消を進めた「ハートビル法」の成立が94年...