寒空の下「ロッカショ工場」の稼動ストップを訴える

2008年1月15日 09時42分 | カテゴリー: 核・放射能・エネルギー

成人の日の阿佐ヶ谷駅頭にて

成人の日の1月14日。午前中の成人式に出席したあと、生活クラブ生協の仲間が「六ヶ所村核燃料再処理工場の稼動を止める30万署名パレード」のアピールを阿佐ヶ谷駅前でやるというので、私も参加しました。

原発の使用済み核燃料の再処理稼動が2月に始まろうとしています。青森県六ヶ所村にあるこの工場では、発電所が出す1年分の放射能をたった1日で海や大気中に放出してしまうといい、環境や健康へのダメージは計り知れません。

地元を始め全国からの反対の声に圧されて稼動開始予定がこれまで延期されていましたが、これを延期でなくストップさせたい、というのがその趣旨ですこの運動には生活者ネットも賛同し署名活動に取り組んできました。

六ヶ所工場は、発電後の核燃料から取り出したプルトニウムを再度原発の原料として利用する、そのための処理工場だといいます。しかしプルトニウム使用の原子炉「もんじゅ」は事故を起こして操業中止したままだし、ウランと混合で発電するプルサーマル計画にしても地元の青森県から拒否されている状況で、仮にいま稼動したところで何の役にも立たないものです。

資源(プルトニウム)を有効活用できるのが再処理のメリットといわれますが、事実はまったく違うのです。原子力発電所の数百倍の放射能を出す再処理工場、ここが生産するプルトニウムは、他国では核兵器に使われるものです。

マイクを持った植田泉さんの話はショッキングでした。英国セラフィールドの核燃料再処理工場には日本から大量の使用済み核物質が送られ処理されている。そこで起きた放射能汚染の実態。周辺の海洋汚染、小児白血病の多発。

世界で唯一の被爆国が世界の非難を受けるような稼動を始めてはなりません。駅頭で配ったチラシに「Nobody talks,nothing changes」とありました。誰かが声を上げなければ何も変わらない。言い換えれば、誰かが声を上げれば変わる、ということです。