杉並と東京都の教育と教科書問題– category –
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ネットいじめ防止に「SNS東京ノート」活用を ~11月8日の文教委員会<教育庁>事務事業質疑より①
11月8日に開かれた文教委員会での質疑の内容について報告します。 文科省が先ごろ発表した「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」(2015年度)で、小中高および特別支援学校におけるいじめの認知件数は前年より3万6,468件増え、22万4,540件... -
東京都知事選挙終盤にあたって ―生活者ネットワークは、鳥越俊太郎候補を推薦し 鳥越新知事誕生に総力戦で臨みますー
7月14日告示の東京都知事選挙がいよいよ終盤を迎えています。 東京・生活者ネットワークは、都民に「都政を取り戻す」と宣言し立候補した鳥越俊太郎野党統一候補を応援、さらに政策協定を交わし推薦し、ネット総力体制で選挙戦を共闘してきました。 報道に... -
都立夜間定時制高校を存続すべき ~3月の文教委員会の議論より
昨年11月に都教育委員会が発表した都立夜間定時制高校4校(小山台、雪谷、江北、立川)の廃止方針に対し、多くの反対の声が上がり、今年2月の都教委でこの方針が決定された後も、その運動はさらに大きくなりました。 元夜間定時制高校の教師だったノーベル... -
組み体操の安全対策 「ピラミッド」を先生がやってみてはどうか
学校は子どもが安全に守られる場所のはずですが、体育の授業や部活動、運動会などの教育活動で子どもが亡くなるような事故が起きています。 中学校の多くで武道の授業に採用されている柔道は、子どもにとって危険が伴うことや、運動会の目玉種目として人気... -
LGBT☓東京都 「市民と行政の協議会」開かれる
「東京都における性的指向および性自認に関する課題解決のために」と題する市民と行政の協議会が1月27日、都庁内で開かれ、150人を超える参加者がLGBTの問題について考える機会となりました。 「市民と行政の協議会」は1994年から断続的に開かれてきた、都... -
2015年第4回定例会一般質問より1 ~知事は若者との対話で政治参加を促しては
今年6月の公職選挙改正による参政権の拡大は、女性参政権が保障された1945年以来じつに70年ぶりのことです。2016年夏の参院選は、高校生でも投票できる最初の選挙となり、これまで語られることのなかった「主権者教育」「シティズンシップ教育」が注目され... -
文教委員会の教育庁質疑より7 ~教職員の再度の懲戒処分について
都教委が2013年12月17日に行った処分について、文教委員会の事務事業質疑の最後に確認しました。この年の9月6日、最高裁判決によって減給処分が取り消された原告の都立高校教員7名に対して、都教委が再度、戒告処分を発令強行した件についてです。 ... -
文教委員会の教育庁質疑より6 ~性の多様性への理解を性教育の学びに位置付けよ
文科省が今年4月30日、「性同一性障害に係る児童生徒に対するきめ細かな対応の実施等について」とする通知を発出するきっかけともなった2013年の調査では、小学生の中にも自分の性に対して違和感を持つ子どもが存在することがわかっています。 多くのLGBT... -
文教委員会の教育庁質疑より5 ~性的マイノリティへの理解を深める教員研修などについて
文科省が今年4月30日付で「性同一性障害に係る児童生徒に対するきめ細かな対応の実施等について」とする通知を発出しました。 この通知の中で「悩みや不安を受け止める必要性は、性同一性障害に係る児童生徒だけでなく、いわゆる『性的マイノリテ... -
文教委員会の教育庁質疑より4 ~「18歳選挙権」生徒会活動を政治教育に生かすこと
公職選挙法が改正され、来年想定される参院選から18歳以上で投票ができるようになりました。若者の政治参加をすすめる大きな1歩として、また子どもの権利条約に保証された意見表明権の延長線上に位置づく権利の行使という意味からも、歓迎していま...