食と農業– category –
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「納豆ダイエット」捏造事件のこと ①
教育TMのほうが罪は重い 「納豆ダイエット」番組捏造事件は、制作会社の人事処分と番組打ち切りで幕が引かれた形ですが、いろいろな問題を思い起こさせます。 1月半ばスーパーでは「納豆売り切れ」のお断りが貼ってありました。「納豆でやせる」と信じた人... -
不祥事は不二家だけの問題か
ブランドの誇りは食の安全を保障しない 不二家の不祥事は、消費期限切れの食材使用が明るみに出て以降、次々と過去の不正が暴き出されています。元従業員の語る内部事情には、そんなにひどいことがまかり通っていたのかと、怒り、驚き、あきれるばかりです... -
近藤惠津子さんが説く「食と地球のつながり」
生協活動から始まった問題意識 生活クラブ生協の活動から「コミュニティースクールまちデザイン」を始めた近藤惠津子さんを講師に、「食」について考える学習会をもちました。 「家族そろって楽しい○○」の○○に入る言葉は何?——そう聞かれて、「食事」か「... -
豆腐の原料大豆のトレーサビリティー
消費者には選ぶ権利があるというけれど 米国産牛肉の輸入が再開の方向で「政治決着」しました。日本が示した条件「事前の査察」「日本側の専門家が同行しての抜き打ち検査」を米国側が受け入れたから、意見交換会を全国で開催した後決定するといいます。 ... -
米国産牛肉輸入の根拠は疫学でなく「貿易学」?
GM作物とBSE 問題の本質は同じ 新潟県での遺伝子組み換え(GM)イネ栽培実験の差し止めを求めて、地元生産者と消費者が提訴しています。この裁判を支援する学習会に行きました。「遺伝子組み換え/まだイネを食べても安心か、それとももう最後の晩餐会は... -
残留農薬の規制制度が変わることについて
予算特別委員会の議論から① 3月6日から16日まで行われた予算特別委員会で質問した内容から、いくつかを報告します。 残留農薬の新しい規制、ポジティブリスト制度が5月下旬から施行されます。現在のネガティブリスト制度が、決められた農薬の残留のみ... -
農業を食育の一環に また環境教育で食育を
区議会の質問から② 「食」を農業と関連づけること、資源循環に位置づけて環境問題として捉えることが食育には求められると思います。 人間が自然と関わる営みとして、農業のもつ教育的側面が見直され、農業体験、農業者との交流など、杉並でも学校教育に取... -
食育 その豊かな展開を求めて
区議会の質問から① 区議会定例会が20日に始まりました。私は22日に一般質問に立ち、食育、地方制度改革、教育改革の3点について質問しました。そのなかからご報告します。まず、食育について——。 昨年成立し施行された食育基本法。その制定にあたっては、... -
トレーサビリティーと表示 重要なのはこのふたつ
BSE、耐震偽装、ライブドア・・・本質は同じ 「農水省 関東農政局 東京農政事務所」という、国の出先機関が主催する意見交換会が2月9日、区内で開かれました。杉並保健所が2ヶ月に1度開催している意見交換会でもよく話題になる「表示」がテーマで... -
輸入再開!だったら私は国産を食べる
国はどっちの味方なのか ある理由があって私には10年以上牛肉を食べない期間がありました。家族ですき焼きをしたときも焼肉パーティーによばれたときも、黙って牛肉には手をつけませんでした。それをやめて食べることにしたのは、BSEのせいです。 01年...