活動報告
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女性の活躍推進、在宅勤務が広がるか? ~予算特別委員会の質疑より1
都議会第1回定例会の予算特別委員会で3月9日に行った総括質疑より報告します。 質問日の前日、3月8日は国連が定めた国際女性デーであり、女性の権利と世界平和をめざし世界各地でさまざまな催しが開かれましたが、国連の女性差別撤廃委員会が出した日本政... -
あれから5年 子どもたちと考える被災地の復興支援
今年も3月11日がやってきます。東日本大震災から5年。この節目が復興政策の転換期と言われ、震災の「風化」が懸念されますが、被災地の災害復興公営住宅の建設は3割に過ぎず、7割は今なお仮設住宅に暮らしています。 それでも、1月10日に開かれた「第5回シ... -
組み体操の安全対策 「ピラミッド」を先生がやってみてはどうか
学校は子どもが安全に守られる場所のはずですが、体育の授業や部活動、運動会などの教育活動で子どもが亡くなるような事故が起きています。 中学校の多くで武道の授業に採用されている柔道は、子どもにとって危険が伴うことや、運動会の目玉種目として人気... -
LGBT☓東京都 「市民と行政の協議会」開かれる
「東京都における性的指向および性自認に関する課題解決のために」と題する市民と行政の協議会が1月27日、都庁内で開かれ、150人を超える参加者がLGBTの問題について考える機会となりました。 「市民と行政の協議会」は1994年から断続的に開かれてきた、都... -
5人にひとりは「近所づきあいのない」人たち、という現実
厚労省が昨年10月に発表した「人口減少社会に関する意識調査」の中の「子どもの声は騒音か」という趣旨の設問に対する回答はショックでした。このことについて前回書きましたが、ほかにも考えさせられることがありました。 たとえば、近所づきあいについて... -
こどもにやさしい社会をつくる…2016年の初めにあたり。
戦後70年にあたる昨年は、安保関連法をめぐり民主主義の歴史に禍根を残した年になってしまいました。政治にかかわる身として少しでも「非戦・憲法」の側に動かすことを自分の役割と心得て活動してきたつもりでしたが、無力さを思い知らされました。 けれ... -
2015年第4回定例会一般質問より4 ~電力自由化は再エネ推進のチャンス
都環境審議会が策定中の環境基本計画で、エネルギー消費量を2000年比で2030年までに38%程度削減する新たな目標をかかげ、再生可能エネルギーの導入拡大が示唆されました。 都民の多くは、電力の大消費地である東京が、電力供給の多くを都外の電源... -
2015年第4回定例会一般質問より3 ~障害者差別解消法の施行にむけて準備を
一般質問を行った12月9日は、1975年のこの日に国連の障害者権利宣言が採択されてから ちょうど40年目にあたります。2013年6月の障害者差別解消法成立を受け、翌年1月に日本が国連の障害者権利条約に批准したのは、条約に署名してから7年後のことでした。 ... -
2015年第4回定例会一般質問より2 ~高齢者の住まいかたとヤングケアラー支援のこと
高齢者の一人暮らしや高齢者のみの世帯が急増しています。高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けるには、居住の場の確保に加え、見守りを含む生活支援を一体的に考えていくことが重要です。 都が今年度から、このような取り組みを行う区市町... -
2015年第4回定例会一般質問より1 ~知事は若者との対話で政治参加を促しては
今年6月の公職選挙改正による参政権の拡大は、女性参政権が保障された1945年以来じつに70年ぶりのことです。2016年夏の参院選は、高校生でも投票できる最初の選挙となり、これまで語られることのなかった「主権者教育」「シティズンシップ教育」が注目され...