活動報告
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生きることは「住まう」こと ふるさとの会シンポジウム「いま居る場所を支援付きに」
10月15日、「ふるさとの会」が主催するシンポジウムに参加しました。「ふるさとの会」はホームレスの自立支援活動に長く取り組んできたNPOで、もともと日雇い労務者のまち、台東区山谷で炊き出し活動をしていたそうです。その活動を高齢者や障がい者なども... -
『そして父になる』が問う「家族とは何か」
同じ日の同じ病院で生まれた男の子2人が、病院で取り違えられて血のつながらない家庭で育ち、6年たって事実が明らかになり苦悩する双方の両親。というのがこの映画『そして父になる』のあらすじです。 是枝裕和監督はこの男の子たちについて、片方はエリ... -
猪瀬知事ブチ切れ!都議会デビュー質問にびっくり答弁
9月26日、初めての議会質問に立ちました。今回与えられた時間わずか9分。杉並区議会では「再質問をふくめておおむね30分以内」だったのと比べると、9分はあまりにも短い。原稿を削りに削って、8問を詰め込みました。 「復興五輪」を掲げてオリンピック東... -
「子供」表記をおしつける人たちの真意は何か
都議会に来て以来気になってしかたがないこと。そのひとつは「子供」という表記です。教育庁所管の書類では、使い慣れ見慣れた「子ども」ではなく漢字二文字の「子供」という表記が使われているのが気になって、感覚的に受け入れがたく困っていました。 ... -
2020年「東京オリンピック」開催を喜べない私たちはヘンですか
オリンピック開催地決定が気になって早く目が覚めてしまった日曜日。「2020年東京開催決定」にこんなに落胆している私はヘンなのか。私の周辺には「東京以外」を熱望する声が断然多いのですが。 生活者ネットワークは東京招致に反対してきましたから、「... -
ヒコーキ少年の夢またはラブストーリー『風立ちぬ』が思い出させた関東大震災
暑さでぼうっとしてこのHPの更新を怠ってきましたが、9月1日は関東大震災のおきた日。90年目にあたる今年、つい最近みた映画のことを書きたくなりました。なつかしい荒井由実の「ひこうき雲」の曲に誘われて見に行ったアニメ映画『風立ちぬ』のこと。 ひ... -
「世界一美しい」ノイシュヴァンシュタイン城にて ヨーロッパの旅②
ザルツブルクで2泊した後、ドイツのフュッセンに行くことにしました。フュッセンは当時のバイエルン国の狂気の王といわれたルードヴィヒ2世が建てたお城があることで知られる小さな町です。 ザルツブルクから電車で2時間、ミュンヘンでディーゼル車に乗... -
「マイスタージンガー」初体験は幸せな出会い ヨーロッパの旅より①
猛暑の東京を逃れて8月9日、ザルツブルクにやってきました。オーストリアの西、ドイツとの国境に近いザルツブルクは北緯約48度、稚内よりずっと北です。音楽の都ウィーンを本拠地にするウィーンフィルの団員たちにとって避暑地にあたり、毎年夏の間町を... -
ブエノスアイレスへの議員派遣 公費負担をこっそり決める都議会の改革度は「ガラパゴス」
7月23日から都議会議員の任期がスタートしています。西崎光子さん、山内玲子さんと私の3人で「都議会生活者ネットワーク」を結成し、会派としての活動も始まりました。 米国の軍用輸送機「オスプレイ」を横田基地に配備しようとする考えが米軍司令官の発... -
「いじめ」のない学校を自分たちでつくろう――杉並「生徒会サミット」
大津市の中学生がいじめを苦に自殺した事件が報道されたのは1年前のことです。もうずいぶん昔のことのような気がしてしまうのは、メディアが報道しなくなったせいでしょうが、いじめの現場にいる子どもたちにとっては間違いなく「いま現在」のことです。昔...