活動報告
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【外環】地下空洞の真犯人「大深度法」、リニアも危ない
昨年10月に調布市で起きた道路陥没事故をきっかけとし、地下の空洞がそこだけでなく、さらに周辺2か所で見つかりました。いずれも外環道地下工事ルートの上であることから、ついに有識者委員会が2月12日、「原因は特殊な地盤と外環道工事の施工ミス」との... -
「女性が多いと困る」発言は社会を弱くする
東京オリ・パラ組織委員会の場で森喜朗会長が述べた「女性が多い会議は発言が長いので時間がかかる」という趣旨の発言は、女性蔑視との批判を受けて開かれた釈明会見でさらに「炎上」の材料を提供したばかりか、森氏を擁護する人の発言がこれまた耳を疑う... -
ワクチンはコロナパンデミックの救世主になるのか
新型コロナ感染症に世の中が翻弄されるようになって1年。その当時から、「いずれワクチンができて」「おおぜいの人が接種し集団免疫ができれば」収束するが、それは数年かかることで、できないなら五輪開催も不可能と言われていました。それがたった1年で... -
この年末年始の空気には既視感がある
2021年の年明けはコロナ禍のもとで迎えました。だれも想像しなかった事態です。でもなんとなく、この空気感は覚えがある。以前にも見たことがあるような。重苦しく、素直に新年を祝う気持ちになれない感じ。コロナ正月は初めての経験なのに、この既視感は... -
【外環】道路にぽっかり大穴! 外環工事起因の疑い濃厚
10月18日、調布市つつじが丘の住宅街で道路が陥没し、5m×3mもの大穴が開いた現場は、外環道の大深度地下工事が行われている真上にあたる地点でした。 地表から40m以下の深さをシールドマシンが通過したのが1か月前の9月半ばといい、その際、現場近くで... -
ノーベル賞とゲノム編集
2年ほど前、ゲノム編集食品の学習会に参加したとき講師が、この分野の取組みを飛躍的に進めたのが「CRISPR/Cas9(クリスパー・キャス・ナイン)」というゲノム編集技術であり、これを開発した科学者はノーベル賞の最有力候補…と話していましたが、今年、... -
【外環】総工費は倍増、費用対効果ゼロの道路建設は妥当か
2003年、外環道のインターチェンジ(IC)を杉並区内に建設する国の計画に対し区が「反対」の意思表明を行う、ということがありました。その結果、区内にICは造られないことになりましたが、一部を地下トンネル道とする「本線」も、同じルートの地上部街路... -
「MOTHER」をみて考える 消された子どものこと
映画「MOTHER」は、実話をもとにした作品です。2014年に川口市で17歳の少年が祖父母を襲った強盗刺殺事件。映画は実際の事件の流れをほぼたどります。 近親者ならではの嫌悪や憎悪の感情が殺意に発展することはめずらしくないのが現実です。でもこの少年は... -
19年ぶり 都立中学の教科書採択に変化が
都立学校の教科書採択で今年、異変が起こりました。これまで一度の例外もなく採択されてきた「つくる会」系の教科書がまったく選ばれなかったのです。 かつて石原慎太郎都知事の時代、都立高校改革の一環として中高一貫6年制の学校づくりが始まり、その最... -
2020年大統領選挙で進むか米国の分断 ~進藤久美子さんの講演より
米国の大統領選挙について以前にもお話しいただいた進藤久美子さん(東洋英和女学院大学名誉教授)に、今年の選挙をめぐる状況について「杉並ネットお話サロン」で話していただきました。 必然的に「トランプはどういう大統領か」という話になり、①実業界...