仕事と産業– category –
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公営企業会計決算委員会の質疑より7 ~卸売市場活性化のため事業者に支援を
卸売市場における水産物の取扱量が減少し、事業者数も減少しています。質問で確認したところ、水産物部の事業者数は、2015年4月1日現在で卸売業者が10社、仲卸業者736業者、売買参加者が362業者となっています。 しかし、卸売業者が2011年から12年... -
公営企業会計決算委員会の質疑より6 ~生鮮食料品の経由が減り続ける中央卸売市場
東京都は生鮮食料品などの流通を確保するため、市場施設の整備や維持管理などの事業を行っています。しかし近年、出荷団体の大型化、量販店のシェア拡大、業態の多様化、大口需要者による産地との直接取引などの流通チャンネルの多元化等に伴い、生... -
公営企業会計決算委員会の質疑より3 ~都営交通の安全対策、乗務員の健康管理も
都営交通の安全対策について交通局に質問しました。 公共交通事業者である交通局では、経営方針の中で安全の確保を最優先の使命としています。運輸安全マネジメント制度に基づいて安全管理規定および安全方針を定め、統括管理者を選任しているほか、安全... -
公営企業会計決算委員会の質疑より2 ~都営交通における女性の労働環境について
都交通局の職員の多くは地下鉄やバスなど現場の職員で、これまではほとんど男性のみでしたが、近ごろは女性乗務員の姿が見られるようになりました。2012年4月1日当時、女性職員164人で常勤職員に占める割合2.6%から、2013年度169人で2.7%、2014年... -
都議会のマイナンバー条例に反対とした
10月8日、都議会定例会が終了しました。この定例会では、社会保障・税番号制度、いわゆるマイナンバー制度の導入に伴う新設条例などの議案が提案されましたが、生活者ネットワークは、制度そのものに異議を唱える立場から、制度に関連する一連の議... -
文教委員会の視察~「かがやき」で石川県を訪れる
今年3月の北陸新幹線「かがやき」が開業し観光機運に沸く石川県。その石川県に、5月18~19日、都議会文教委員会の視察で行ってきました。調査事項は、①石川県立商業高校の「ビジネスのスペシャリスト養成に向けた取組等について」、②石川県立美術館... -
孤独死によりそう英国役人の静かな人生 「おみおくりの作法」
統一地方選挙が終わり連休中に見た映画のひとつが、英国の「おみおくりの作法」です。日本の民生委員にあたるような役人が孤独死の人の葬儀を執り行うお話。孤独死が日本だけのことでないのは、個人主義の歴史の長さでは日本の比でない英国だから、考えて... -
画期的 都立高校、NPOと連携で中退者支援~3月の文教委員会の予算審議より⑤
都立高校の中途退学者数はここ数年、減少傾向にあるものの、2013年度は3,201人でした。中退者の問題は、学校を離れたとたんに社会とのつながりが切れ、自分の意思に反して就労も就学もできずに、いわゆる「ニート」という無業状態に陥ることです。... -
障がい者の就職と自立の夢をかなえる「高校」のこと ~3月の文教委員会の予算審議より④
知的障がい児を対象とする「高校」について、2013年の文教委員会でも質問しましたが、ここでは、都立知的障害特別支援学校高等部就業技術科における就労支援について質問しました。 答弁によると、現在、卒業生を輩出しているのは、永福学園、青峰学園、... -
働く若者を支援して“リカレント社会”に~2/27都議会の一般質問より②
今年1月、都は(仮称)東京都子ども・若者計画の策定に向けた検討を行いました。根拠法である「子ども・若者育成支援推進法」では、当事者の実態を把握し意見聴取を行い、各自治体は福祉や医療、雇用など必要な情報の提供や助言を行う「子ども・若者総合相談...