女性・ジェンダー– category –
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進藤久美子さんの「女性と政治」論
女性議員の増加は社会を変えるのか 生活者ネットは女性ばかりの議員を輩出している政治団体で、活動もほとんど女性が主体ですが、私たちにとってそれは当たり前のことで、自分たちの運動が持っている女性性をふだん気にしていないせいなのか、これまで案外... -
『DAYS JAPAN』が載せた「慰安婦」100人の写真
「慰安」なんかじゃない「性奴隷」だ 写真情報誌『DAYS JAPAN』最新号に「慰安婦」100人の顔写真が掲載されました。韓国、北朝鮮、フィリピン、台湾、中国、東ティモール、インドネシア、マレーシア、日本、オランダのいずれも70〜80代の女性たち。 写真... -
大臣、あなたはまだわかってない
「産む機械」発言を反省してもらっても 本人は悪気がないだけにたちが悪い。女性を「産む機械」にたとえて「数が決まっているのだからひとり頭でがんばってもらわないと」という、例の発言のあとに子ども2人を「健全な希望」とする発言。あ〜あ。 宴席でそ... -
「ジェンダーフリー」が葬り去られる
この動きは見過ごせない 今月初め東京都が発表した男女平等参画審議会の新メンバーの中に、「新しい歴史教科書をつくる会」の活動などで知られる高橋史朗氏が加わっていたことがわかり、都の男女平等政策が後退することになるのではと憂慮する声が広がりま... -
オペラ『カヴァレリア』にジェンダーを見る
いつもと違うオペラの楽しみ方 古い資料を整理していたら、ある集会の情報で「オペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』のジェンダーに関する考察」というタイトルが目に入りました。 『カヴァレリア』といえば1890年代イタリアのヴェリズモ・オペラの名作... -
女性のからだと心をトータルに診る外来
ひろがれ 対馬ルリ子さんの試み 「産婦人科」という呼称に抵抗感をもつ女性が多いので「女性診療科」という名前も使えるように、総務省が厚生労働省に要請した、という報道が10日ほど前にありました。 痴呆症が認知症に、精神分裂病が統合失調症に、成人... -
11年前 震災の避難所でおきたこと
報道されなかった性被害 1月17日は阪神大震災が起きた日。あれから11年になりますが、市民団体「子どもと法・21」の通信を読んで言葉を失いました。北沢杏子さんという、国際機関で活動する性教育の専門家が書いたルポです。あの時ひどい性的被害を... -
前進のために後退することだってある
アジアと日本の未来をひらく女性のつどい 区議会第3回定例会の会期中です。少子化対策と歴史教育について質問しましたが、これについては次に回すことにして、最近参加した集会の報告を。 9月17日に韓国・朝鮮と日本の女性が協力して開催した「戦後6... -
樋口恵子さんラディカルに21世紀を語る
ならばめざそう 元気なおばあさん 都議選まで6週間を切りました。杉並・生活者ネットワークは、堀之内敏恵を都政に送る活動を大きく広げるため「市民力!堀之内敏恵と翔く市民集会」を5月21日開催し、評論家の樋口恵子さんに講演していただきました。 女... -
「妻は家庭」と都市農業
そのココロは「東京インディケーター」 内閣府が04年12月に実施した「男女共同参画社会に関する世論調査」によれば、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきか」という問いに対する回答は、反対48.9%、賛成45.2%の割合です。79年にこの調査を開始して以降初...