自治と議会とまちづくり– category –
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海峡を越えて同一の関門景観条例 ~都市環境委員会の視察より②~
10月31日、久留米の視察を終えるとその日のうちに北九州市の門司へ移動して宿泊。門司は貿易港として栄えた古き良き時代の面影を景観に意識的に採り入れたレトロなまちなみが魅力的です。夜、関門海峡をつなぐ大橋のライトアップは思ったより抑え気味でし... -
久留米市の施策に学んだのは ~都市環境委員会の視察より①~
10月31日から11月2日まで、福岡県久留米市と山口県下関・萩市に行ってきました。都市環境委員会の行政視察です。 久留米は世界のトップ企業、ブリジストンが創業した土地だそうです。JR駅前広場で目を引く巨大なタイヤのオブジェかと思ったのは、本物のタ... -
「暴走老人」の都知事辞職、歓迎します
石原知事、辞職。そのニュースは10月25日の午後、外出中に仲間からの携帯メールで知りました。あわてて用事を済ませて帰宅し、すぐにテレビをつけて記者会見の映像にそのままくぎ付けになりました。 都政でやるべきことはやり尽くしたと言い放ち、自分の... -
「ゼロベースで検討」しているのに「外環の2」事業着手は筋が通らない
外環道の地上部街路「外環の2」全長9kmのうち練馬区大泉ジャンクション以南の1kmが「事業着手された」―。10月11日の「第5回 杉並区における地上部街路に関する話し合いの会」は、都からのこの報告を受けて紛糾しました。 「練馬区の1km部分の事業着手」... -
久米川のほっとスペース「まちの縁がわ本町」でランチを
NPO法人ACT(アビリティクラブたすけあい) は、生活クラブ生協の組合員同士の援助のしくみ、共済制度が発展する形でできた事業体です。そしてACTが掲げた「ほっとスペース構想」は、だれもがほっとできる居場所づくりのこと。 これまでに板橋区、国立市... -
実施されなかった静岡県民投票とリトアニア国民投票
またしても議会で否決された「原発住民投票」。静岡県民投票の場合が大阪の市民投票や東京 都民投票と違ったのは、浜岡原発の立地県であることと、首長が住民投票の実施に「賛成」の意思を表明していたことです。 有権者数308万人の静岡県では6万2千人の... -
「区民意見交換会」をもっと有効な討議の場に
9月議会決算委員会の質疑より② 昨年の2月議会でプラーヌンクスツェレ(市民討議)という市民参加の手法を提案した(こちら)者として、区がさかんに実施している「区民意見交換会」については、「もっと有効な市民参加のツールになるのに」と思ってきまし... -
行政評価にほしい市民参加
9月議会決算委員会の質疑より① 2011年度決算を審査する特別委員会(9/21~10/4)で行った質疑の中から。 当該年度予算を議決した3月11日、その直後にあの大震災がおきました。基本構想策定のための議論が審議会で進行中でしたが、審議会の空気がすっかり... -
飯田さん落選…でも「1%のキョーキ(狂気と侠気)」に感謝です
山口県知事選挙に見る理想と現実 6月29日飯田さんを囲んで院内集会 飯田哲也さんといえば、「脱原発」の論客にしてエネルギー政策通の第一人者、再生可能エネルギー拡大をめざして市民事業を起こすトップランナー実践家であり、ポスト3.11の日本に欠かせな... -
条例つくる楽しさを学ぶ@南部先生の「住民投票条例」講義♪
杉並区につくりたい 原発都民投票の請求運動にかかわった人ならみなそうだと思うのですが、おかげで「住民投票」というものへの関心が高まりました。杉並区でこのしくみが作れないか、つまり条例提案できないか、「生活者ネット・みどりの未来」として模索...