食と農業– category –
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「フード・マイレージ」広まれば生産が変わるはず
買わない選択示すしかない 米国産牛肉 先日杉並保健所で開かれた「食の安全を考える討論会」の基調講演で、講師の森田久雄氏(㈱全国農村映画協会 取締役プロデューサー)は「地産地消が安全な食を築くうえで重要」と結論づけていました。 また井草地域... -
輸入野菜の安全を考える
区が実践する食のリスクコミュニケーション 杉並区では食の安全を確保するための取り組みとして、2ヵ月に1度、消費者、事業者、行政が集まって意見交換会を開いています。これは食の安全確保に必要なしくみとされる「リスク分析」の3つの要素のひとつ、... -
だから都議会に市民の議席を確保しなければ
遺伝子組み換えイネはいらない② 6月2日、米国から輸入した飼料用トウモロコシの中に、日本で承認されていない遺伝子組み換え種の混入が見つかりました。すぐに政府は米国産トウモロコシの全量検査を開始する、と発表しましたが、米国農務省は「安全性に... -
遺伝子組み換えイネはいらない①
生産者も消費者も望んでない 「がんに効く薬」を含んだ卵があったらがん患者は歓迎するでしょうか。ニワトリの遺伝子操作に英国の研究所が成功し、そういう卵が産まれるようになったそうです。「薬入りの牛乳」を出す遺伝子組み換え乳牛ができた話も以前聞... -
ジャンクな学校給食が肥満社会をつくる?
ニューヨークの学校では③ あるメールマガジンで、ロンドンの学校給食に関する記事を読みました。栄養バランス無視で素材が不明の加工品が多く、高カロリーの給食を毎日食べる子どもたちの健康状態に危機的な現象が現れてきている、と。英国では6歳の子ど... -
ぜったい!農業には癒しの効果がある
「農家と区民の交流のつどい」に参加して 生協の活動に身を入れていたころ、楽しみのひとつは生産現場を訪ねることでした。素材やつくられる過程を実際に見、生産者の思いを聞いて「目からうろこ」の実感を何度も経験しました。畑見学では、野菜や果物が「... -
体に聞く 体が喜ぶ食事
「保育室モモ」の食育講座は歯の話で始まった ヒトの歯は親不知(おやしらず)の4本を入れて全部で32本、というのは地球上のすべての人種に共通だそうです。ウスのような形をした「臼歯」は穀類をすりつぶすことに適していて、32本のうち20本を占め、野菜... -
食の安全 区にできることを考える
わかりやすく正確に 加工食品のアレルギー表示 3年前日本で最初のBSE感染牛が発見されたことは衝撃でしたが、そのあとに発覚した牛肉偽装表示事件のほうが、消費者としてはより大きなショックでした。輸入牛を国産牛と偽って助成金を騙し取っていた食肉事... -
健康で長生き 「DASH食」
くすりやさんに聞く食事の話 「DASH食(ダッシュしょく)」という言葉をご存じでしょうか。DASH は Dietary Approaches to Stop Hypertension の略で、高血圧症を緩和する食事療法のこと。先日、生活... -
食の不安、再び!
コイ、牛に続いて鶏も 新年早々から、またまた食をめぐる不安材料が噴出しています。昨年コイヘルペス問題が解決を見ないまま米国でBSE(牛海綿状脳症)感染牛が見つかり、日本の消費者にその影響が広がるなか、今度は鳥インフルエンザのウイルスが国内の...