活動報告
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フランス発のフェミニズムオペラ『アリアーヌと青ひげ』
パリ国立歌劇場の来日公演を観る フランスオペラには、イタリアオペラにはない、えもいわれぬ「薫り」があります。明らかにドイツオペラとも違う。グノーの『ファウスト』にしろドビュッシーの『ペレアスとメリザンド』にしろ、音楽に匂いがある、としかい... -
藤田英典さん「子どもの夢と誇り大切にしない教育は失敗」
「つくる会」教科書採択から3年目の講演会 この8月は、05年の「つくる会」教科書採択から3年。あの「教科書の夏」を忘れないために「杉並の教育を考えるみんなの会」が主催した今年の集会は、1日、国際基督教大学教授で教育社会学者の、藤田英典さんの講演... -
江戸川のプラごみ処理施設「江環保エコセンター」を見学する
JR高架下スペースを有効活用した工場 23区がプラごみの資源化をすすめるうえで大きなネックとなっているのは、経費負担よりもむしろ中間処理施設の確保です。とくに住宅地や商業地の多い区がそう。6月6日の集会で世田谷区の担当者もそのように発言していま... -
遺伝子組み換え作物は食糧難を救わない
蟻は巨象に立ち向かう 物価の高騰が止まりません。食料品の値上げが顕著で、あらゆる食べものに影響がおよんでいます。しわよせは弱い立場の人に真っ先に届く原理のとおり、貧困者や高齢者の生活を脅かしています。 世界規模で見れば食糧危機という人もい... -
林や畑もエコスクール
身近な自然に親しむことからエコ学習 (社)日本建築家協会の杉並組織「JIA杉並」が、7月19日エコスクールについての講座を開くと聞き、行ってみました。サブタイトルは「環境学習をどう進めるか」。エコスクールを環境学習の視点からとらえるのは、最新設備... -
住基ネット非通知希望者の情報が気になる
最高裁敗訴を受け杉並区は「接続する」と 杉並区が住基ネット「段階的参加」を求めて最高裁に訴えていた裁判は、7月8日、敗訴が確定しました。区議会では16日、総務財政委員会と区民生活委員会の合同審査会が行われ、区の「ネット接続」方針に議論が百出し... -
2050年に自然エネルギーの割合を半分にまで増やす方法
ヒントは「投資」という発想 杉並・地域エネルギー協議会が昨年行ったエネルギー・ダイエット調査。区内の約200世帯が参加し6〜8月の省エネ行動を電気とガスの使用量の結果から評価する調査で、貴重なデータが得られました。7月12日、そのまとめの報告会... -
「外環ノ2」はグリーンベルトにはならない
石川幹子さん、都のまやかしをバッサリ 長野の視察から帰ったその足で吉祥寺に向かいました。武蔵野市の3か所のコミセン(コミュニティセンター)が連携する「むさしの地区外環問題協議会」が石川幹子さんをお呼びしているというので、その講演を聴きに。... -
市民の合意で街なみをリニューアル 松本市の場合
電柱も自販機もないスローライフの街路 長野県茅野市と安曇野市の病院を訪問したついでに、街なみ環境整備事業を視察しに松本に立ち寄りました。松本には小澤征爾のサイトウ・キネンのコンサートに何度か来ていたのに、この街なみのことは知りませんでした... -
医者は職員にして職人 経営安定に向け奮闘中
長野県の病院2か所を視察 医療問題について二つの面から政策を考えるため、長野県の2か所の病院を視察してきました。ひとつは地域医療をテーマに茅野市の諏訪中央病院、もうひとつは周産期医療をテーマに安曇野市の長野県立こども病院です。 両者に共通...