水とみどりと外環自動車道– category –
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【外環】環境と暮らしを壊す道路はいらない
関越自動車道と東名高速を結ぶ約16㎞の外環道。大深度地下トンネル道路として掘削工事を始め、調布市まで進んだところで、昨年10月、真上の道路に特大の穴が生じる陥没事故が発生。以前から沿線上の家屋にもひびや損壊などの被害、河川で水泡の発生が確認... -
水道から地域自治を考える
以前このサイトに書いた「ロープ」という映画は、ある架空の紛争地で安全な水を守る活動に従事する人たちの物語でした。紛争地のような過酷な環境で水は文字通り命綱ですが、水道の蛇口をひねるといつでも清潔な水が出てくる、というシステムは相当に高度... -
【外環】地下空洞の真犯人「大深度法」、リニアも危ない
昨年10月に調布市で起きた道路陥没事故をきっかけとし、地下の空洞がそこだけでなく、さらに周辺2か所で見つかりました。いずれも外環道地下工事ルートの上であることから、ついに有識者委員会が2月12日、「原因は特殊な地盤と外環道工事の施工ミス」との... -
【外環】道路にぽっかり大穴! 外環工事起因の疑い濃厚
10月18日、調布市つつじが丘の住宅街で道路が陥没し、5m×3mもの大穴が開いた現場は、外環道の大深度地下工事が行われている真上にあたる地点でした。 地表から40m以下の深さをシールドマシンが通過したのが1か月前の9月半ばといい、その際、現場近くで... -
【外環】総工費は倍増、費用対効果ゼロの道路建設は妥当か
2003年、外環道のインターチェンジ(IC)を杉並区内に建設する国の計画に対し区が「反対」の意思表明を行う、ということがありました。その結果、区内にICは造られないことになりましたが、一部を地下トンネル道とする「本線」も、同じルートの地上部街路... -
無駄な公共事業「八ッ場ダム」事業費増に反対 ~10月議会の一般質問より⑧
今議会に、八ッ場(やんば)ダムの事業費増額に対する同意がはかられました。1986年以降、5回目となる基本計画変更に伴い増額されるものです。当初、2000年度に完成予定、事業費2110億円だったものが、計画変更で工期延長と事業費増額を繰り返し、今回は72... -
小金井の道路2路線、知事は「立ち止まる」べきではないか ~10月議会の一般質問より⑤
武蔵野の緑豊かな国分寺崖線を通る小金井3・4・1号線と小金井3・4・11号線の優先整備2路線の計画について、市の環境方針と矛盾するなど大きな問題があることを今年3月の予算特別委員会で指摘しました(こちら )。多くの小金井市民がこれらの道路建設に反... -
豊洲「盛り土」問題、道路「補助315号線」も原因では ~10月都議会の一般質問より④
なぜ盛り土ではなく、地下空間となったのか。その理由として、都市計画道路補助315号線の存在があると考えます。 この道路があるがために、水産卸売場棟と水産仲卸売場棟の2つの街区が否応なく分断され、道路の高さによって制約を受けるため、その下には盛... -
無駄な水源開発 水道事業会計に反対 ~予算特別委員会の質疑より11
今後5年間を計画期間とする「東京水道経営プラン2016」が先ごろ出されました。「東京水道施設整備マスタープラン」に基づいて、老朽化した浄水場の更新が始まります。 この更新工事について質問したところ都は、「将来にわたって安定給水を継続するには、... -
小金井の都市計画道路、緑の方針と矛盾 ~予算特別委員会の質疑より3
これから10年間の都市計画道路の整備方針・第四次事業化計画(案)が昨年公表され、計画検討路線28、見直し候補路線が9路線あげられましたが、この中には直ちに計画廃止すべきものもあります。 この方針案について都は、「『交通処理機能の確保』や『緊急輸...