活動報告
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ギリシャを見ればわかる オリンピックの経済メリットはない
夏の休暇で3日間ギリシャに行ってきました。観光が目的ですが、経済破綻したギリシャのことをこの機会に実際に見てみたい気もちもありました。EUの求める緊縮策に反対する市民のデモが過熱化したと報道されましたが、その後暴動が頻発したということはなく... -
「沖縄」に向き合う映画2本のこと 『戦場ぬ止み』と『うりずんの雨』
安保法案について考える機会が増えるにつれ、「沖縄」のことに関心が傾いていきました。沖縄視察の企画が具体化したこともあり、「沖縄」に向き合ったドキュメンタリー映画を続けて2本みました。 『戦場(いくさば)ぬ止(とぅどぅ)み』は、『標的の村』を撮... -
沖縄から安保を考え「基地はいらない」と改めて思う
7月29日、沖縄視察の2日目。キャンプ・シュワブのゲート前座り込み早朝行動から始まったこの日は、辺野古沖の新基地建設埋め立て計画エリアを船で巡回視察し、午後は既存の基地の現状を見て回りました。 まず普天間基地のある宜野湾市の元市長、伊... -
米軍ゲート前の座り込みと辺野古沖の視察に「沖縄のいま」を体験する
7月28~30日、自治体議員立憲ネットワークの活動の一環で沖縄に行ってきました。辺野古の新基地建設反対の運動が展開される現状を立憲ネットのメンバーで共有し、現地の議員の人たちと交流しようという企画です。 「違憲立法」の悪名高い安保関連法案が衆... -
またしても「育鵬社」を採択! 都教委の恣意的なふるまいに憤り
2015年は中学校で使う教科書の採択替えの年にあたり、右傾化を強める安倍政権のもとで、「新しい歴史教科書をつくる会」系列の教科書を選定する地域が増大するのではと懸念されています。 「つくる会」系の出版社が作成する教科書は、文科省の検定を通過... -
50年後の慰安婦が遺した歴史証言『“記憶”と生きる』 ~教科書採択の夏に公開される意味
第2次大戦中、韓国の若い女性がだまされて日本の植民地や占領地で性的行為を強要された「従軍慰安婦」。『“記憶”と生きる』は、当事者自らの語りでその過酷な真実を記録した映画です。 1995年前後の韓国。「ナヌムの家」というグループホームのような施... -
都立高入試の採点ミス問題 撲滅より合否線上の正確を期すこと
昨年、都立高校の入試における採点誤りの多発が明るみに出ました。全都立高校の入試の回答用紙を総ざらい総点検したところ、相次いでミスが見つかり、合格点に達していたのに不合格とされていた生徒がいたことがわかりました。 その数は22人にも上り、都... -
「女の平和」再び! 6.20ヒューマンチェーンで国会包囲
今年1月17日に行われた「女の平和」。あれは歴史的事件でした。そもそもは国際婦人年だった1975年にアイスランドでおこった「レッド・ストッキング」運動に触発された企画だそう。政権への女性による異議申し立て行動として、ヒューマンチェーン(... -
君が代強制裁判に控訴した都教委の処分に反対した
学校行事などで国旗掲揚と国歌斉唱が教職員に対しておしつけられる状況が、東京都において顕著です。石原都政時代にこれを実質的にルールづけた「10.23通達」から12年。この間、多くの現場教職員が自らの意思で行った違反行為に対し懲戒処分を受け、訴訟に... -
文教委員会の視察~「かがやき」で石川県を訪れる
今年3月の北陸新幹線「かがやき」が開業し観光機運に沸く石川県。その石川県に、5月18~19日、都議会文教委員会の視察で行ってきました。調査事項は、①石川県立商業高校の「ビジネスのスペシャリスト養成に向けた取組等について」、②石川県立美術館...