活動報告
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2020年大統領選挙で進むか米国の分断 ~進藤久美子さんの講演より
米国の大統領選挙について以前にもお話しいただいた進藤久美子さん(東洋英和女学院大学名誉教授)に、今年の選挙をめぐる状況について「杉並ネットお話サロン」で話していただきました。 必然的に「トランプはどういう大統領か」という話になり、①実業界... -
グレタさんに教えられた「環境は子どもの権利」
私たちは絶滅の危機にあるのに、あなた方の話は永遠に続く経済成長というおとぎ話ばかり—―。 9月23日、国連の気候行動サミットでスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんが行った演説に圧倒されました。グレタさんは世界各国から集まった代表た... -
2018年8/28~8/30 韓国スタディーツアーのこと①
8月28日から30日までの3日間、自治体議員立憲ネットワーク(立憲ネット)の韓国スタディーツアーに参加しました。私にとっては3度目の韓国です。過去2回は、1998年に生協連合会の研修ツアーに参加したときと、杉並区議だった2012年に杉並区との交流自治体... -
オランダとベルギーの旅、「日本のシンドラー」の息子さん夫妻のこと②
アントワープは、『フランダースの犬』で主人公ネロが憧憬するルーベンスの絵を掲げた教会がある町です。その祭壇でネロが天に召される、という最終場面となった教会に行ってみましたがここもやはり5時閉館で、教会の中には入れませんでした。 ですが、こ... -
オランダとベルギーの旅、「日本のシンドラー」の息子さん夫妻のこと①
猛暑の東京を離れ、夏休みをとって正味10日間のヨーロッパ旅行に行ってきました。旅のメインは例年と同じくザルツブルク音楽祭ですが、今年はオランダとベルギーに足を延ばしました。 音楽祭で1週間、4つのオペラと2つのコンサートを堪能し余韻の残る中、... -
キルギスに降りてきたケンタウロス「馬を放つ」
馬にまたがった男が両手を掲げ草原を疾走する――。このポスターは映画の最初の方に一瞬出てくる場面です。原題の「ケンタウロス」そのものですが作品の本質が凝縮されています。男は他人の家から馬を「逃がすために」盗み、疾走しているのです。 空を仰ぐよ... -
生き延びることはクールだ! 『ロープ』が映す紛争地の日常
戦争映画は苦手です。戦中を描くならドキュメンタリーか、『父と暮らせば』や『この世界の片隅に』のような、「暮らし」を見つめた作品にひかれます。この映画『ロープ/戦場の生命線』は、どちらかと言うとロードムービーに近いかもしれません。 舞台は19... -
おだやかに進む「革命」へのリスペクト
生活クラブ生協が登場し協賛もしているドキュメンタリー『おだやかな革命』は、滋味豊かなスープのような、心と体にじんわり効く映画です。秋田、福島、岐阜、岡山の各地で「おだやかに」革命を起こす人びとへの渡辺智史監督のまなざしがリスペクトに満ち... -
「太陽の蓋」でよみがえる「3.11のリアル」
今年も3月11日がやってきます。2011年のあの日、3月11日午後2時46分から始まった数日間を描いた劇映画、「太陽の蓋」の上映会を2月18日、杉並の消費者グループが催しました。 あの日々の恐怖と息苦しさがよみがえってきて、体を固くして見ました。ストーリ... -
種子法廃止から考える「種子(たね)を守るということ」
2月24日、杉並の消費者グループ連絡会が企画した「種子法廃止を考える」という学習会に参加しました。主要農産物種子法(種子法)が去年国会で廃止となり、それが消費者にどのような影響を及ぼすのか、「食」の問題について発信している印鑰(いんやく)智...